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J-GLOBAL ID：201102216784343912   整理番号：11A1349644

キャビテーション発生を許容した極低温流体用高効率ポンプ設計のための支援ソフトウェアの開発

Development of Supportive Software to Design a Cryogenic High-Efficiency Pump Allowing Cavitation

著者 (1件)： 伊藤優 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 岩谷直治記念財団研究報告書
巻： 34  ページ： 2-8  発行年： 2011年08月01日 
JST資料番号： Y0533A  ISSN： 0287-3532  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ターボポンプなどの高速回転機械に発生するキャビテーションを数値解析する試みは,従来船舶を代表に水を作動流体したものが一般的であったが,近年ロケットエンジンやLNGプラントなどを作動流体として液体水素,液体メタンなど極低温流体が用いられる。本研究では,極低温流体に物性値を与えるだけでキャビテーション解析できるモデルについて述べている。新たに開発した物理モデルでは,回転機械中で存在しうる液単相流,液体中に存在する微細な気泡群を含む流れ,蒸気単相流,そしてそれらの組み合わさった流れ場を継ぎ目無く取り扱うことができる。

シソーラス用語： *極低温流体 ,  *キャビテーション ,  *解析モデル ,  ソフトウェア ,  設計 ,  数値解析
準シソーラス用語： ポンプ設計

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (12件)：

• [l]伊藤優,由内啓史,長崎孝夫,Plano-Convex翼周りキャビテーションの非定常挙動と熱力学的効果,キャビテーションに関するシンポジウム(第15回),2010
• [2]J. M. Weiss, W. A. Smith, Preconditioning Applied to Variable and Constant Density Flows, AIAA Journal, Vol.33, No.1 1, 1995
• [3]E. Shima, K. Kitamura, On New Simple Low-Dissipation of AUSM-Family for All Speeds, AIAA 2009-136, 2009
• 1)"New bubble size distribution model for cryo-genic high-speed cavitating flow" , Yutaka ITO, Kazuhiro TOMITAKA, Takao NAGASAKI, Asian Joint Conference on Propulsion and Power 2008, No. 122, pp. 1-11, Mar 2008, Gyeongju, Korea
• 2)"The channel wall confinement effect on periodic cryogenic cavitation from the plano-convex foil", Yutaka ITO, Tsukasa NAGAYAMA, Hiroshi YAMAUCHI, Takao NAGASAKI, Asia Joint Conference on Propulsion and Power 2008, No. 075, pp. 1-8, Mar 2008, Gyeongju, Korea

タイトルに関連する用語 (8件)： キャビテーション ,  許容 ,  極低温流体 ,  高効率 ,  設計 ,  支援 ,  ソフトウェア ,  開発