特許
J-GLOBAL ID:201103096274405954

SiC系物質からの金および/または白金族元素の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和田 憲治 ,  小松 高
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-181335
公開番号(公開出願番号):特開2011-032553
出願日: 2009年08月04日
公開日(公表日): 2011年02月17日
要約:
【課題】SiCは不活性であって酸化処理しにくいという問題があり、今後使用が増えるであろうSiCを担体(基体)物質として用いた排ガス浄化用触媒の使用済み材料を処理し含有される金および/または白金族元素を効率的に回収する方法の確立が急務となっている。【解決手段】金および/または白金族元素を含有するSiC系物質を、CaO-SiO2-Al2O33元状態図における所定位置の点1〜5によって囲まれる範囲内の組成を有するスラグまたは該スラグを主成分とするスラグと共に第1炉内で溶融及び酸化処理して溶融酸化物を生成し、生成された酸化物を還元剤と金属銅又は酸化銅と共に第2炉内で溶融及び還元処理して溶融酸化物層と溶融金属層とに分別することによって前記金および/または白金族元素を該溶融金属層に抽出させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金および/または白金族元素を含有するSiC系物質から該金および/または白金族元素を回収する方法において、前記SiC系物質を、CaO-SiO2-Al2O33元状態図におけるCaO、SiO2、Al2O3の組成がそれぞれ、26.0%、27.0%、47.0%の点1、55.0%、35.0%、10.0%の点2、31.5%、62.5%、6.0%の点3、0.0%、77.0%、23.0%の点4、8.0%、45.0%、47.0%の点5によって囲まれる範囲内の組成を有するスラグまたは該スラグを主成分とするスラグと共に第1炉内で溶融及び酸化処理して溶融酸化物を生成し、該生成された酸化物を還元剤と金属銅又は酸化銅と共に第2炉内で溶融及び還元処理して溶融酸化物層と溶融金属層とに分別することによって前記金および/または白金族元素を該溶融金属層に抽出させることを特徴とする金および/または白金族元素の回収方法。
IPC (6件):
C22B 11/02 ,  C22B 7/00 ,  C22B 5/10 ,  C22B 5/04 ,  B09B 3/00 ,  B01J 38/00
FI (10件):
C22B11/02 ,  C22B7/00 B ,  C22B5/10 ,  C22B5/04 ,  B09B3/00 304L ,  B09B3/00 303B ,  B09B3/00 303Z ,  B09B3/00 304Z ,  B09B3/00 Z ,  B01J38/00 301Z
Fターム (39件):
4D004AA22 ,  4D004AA47 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004BA05 ,  4D004BA10 ,  4D004CA04 ,  4D004CA12 ,  4D004CA15 ,  4D004CA29 ,  4D004CA32 ,  4D004CA36 ,  4D004CA37 ,  4D004CA42 ,  4D004CB01 ,  4D004CB08 ,  4D004CB32 ,  4D004CB34 ,  4D004CB50 ,  4D004CC01 ,  4D004CC02 ,  4D004CC03 ,  4D004CC11 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA10 ,  4K001AA04 ,  4K001AA41 ,  4K001BA22 ,  4K001DA05 ,  4K001FA14 ,  4K001GA13 ,  4K001HA01 ,  4K001HA02 ,  4K001HA12 ,  4K001JA01 ,  4K001KA01 ,  4K001KA02 ,  4K001KA06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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