抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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筆者はこれまで,フランボイダルパイライトの自己組織化プロセスを明らかにするために,フランボイドを構成するマイクロクリスタルの充填構造に注目し,その3次元的な幾何学配置や結晶方位分布を調べてきた。その結果,視覚的には高い配向性を示すフランボイダルパイライトにおいても,マイクロクリスタルの結晶方位は均一でなく~90°のミスオリエンテーションが高頻度で含まれている事が判った。フランボイダルパイライトの自己組織化プロセスについては未だ未解明であるが,筆者は一定ボリューム内におけるマイクロクリスタルの同時多核形成,フランボイダル組織の形成,マイクロクリスタルの規則配列化,の3段階プロセスを考えている。