特許

J-GLOBAL ID：201303094764369532

生物種の検出方法、それに用いるマイクロアレイ及び生物種検出用キット

発明者： 高見澤 一裕 ,  岩橋 均 ,  伊藤 善孝 ,  ランドルフ スコット ジュニア パズ
出願人/特許権者： 国立大学法人岐阜大学 ,  独立行政法人産業技術総合研究所 ,  パナソニック環境エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-156034
公開番号（公開出願番号）：特開2006-325529
特許番号：特許第4701352号
出願日： 2005年05月27日
公開日（公表日）： 2006年12月07日
請求項（抜粋）：

【請求項1】 被検試料中の1又は複数の生物種を検出する方法であって、 検出対象生物種1種類につき特異的検出用プローブが3種類以上、かつ、前記各特異的検出用プローブにつき3個以上のスポットが配置されたマイクロアレイを準備するマイクロアレイ準備工程と、 前記被検試料中の核酸から、第1の標識化合物で標識された検出用ターゲットを準備するターゲット準備工程と、 1又は複数の前記検出対象生物種の標準試料から、第2の標識化合物で標識された検出用リファレンスを準備するリファレンス準備工程と、 前記ターゲットと前記リファレンスとを混合して前記マイクロアレイにハイブリダイズし、前記スポットにおける第1及び第2の標識化合物の標識シグナルをそれぞれ測定する競合ハイブリダイゼーション工程と、 1つの検出対象生物種に対する特異的検出用プローブが配置された9個以上のスポットにおける前記2つの標識シグナルの相関関係について、相関係数rの算出及び検定を行い、所定の有意水準で相関が肯定され、かつ、前記相関係数rの値が所定の値を超える場合に前記検出対象生物種の検出を陽性と判定し、それ以外の場合を偽陽性と判定する判定工程とを含み、 前記ターゲット準備工程及び前記リファレンス準備工程におけるターゲット及びリファレンスの調製が、アシンメトリックPCR法又はLATE-PCR法により行われる、生物種の検出方法。

IPC (3件)：

C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  C12M 1/00 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01)

FI (3件)：

C12Q 1/68 ZNA A ,  C12M 1/00 A ,  C12N 15/00 F

引用文献：

出願人引用 (4件)

• 第55回日本生物工学会大会講演要旨集、平成15年、第200頁、2J09-3
• Environ. Sci. Technol., 2004, Vol.38, p.6767-6774
• P. N. A. S., 2004, Vol.101, p.1933-1938
• Matsushita Technical Journal, 2007, Vol.53, No.1, p.16-21

審査官引用 (3件)

• 第55回日本生物工学会大会講演要旨集、平成15年、第200頁、2J09-3
• Environ. Sci. Technol., 2004, Vol.38, p.6767-6774
• P. N. A. S., 2004, Vol.101, p.1933-1938