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J-GLOBAL ID：201402264767452054   整理番号：14A1307047

牧尾ダムの水資源管理に対するダム堆砂および気候変動の長期的影響

Long-term Effects of Reservoir Sedimentation and Climate Change on Water Resources Management of the Makio Dam

著者 (4件)： 角哲也 (京大) ,  寺田和暉 (京大 大学院工学研究科) ,  竹門康弘 (京大) ,  佐藤嘉展 (愛媛大 農)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 57  ページ： ROMBUNNO.57B,51  発行年： 2014年09月 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木曽川の牧尾ダムは,水力発電と愛知用水供給を行う多目的ダムである。貯水池堆砂は,1984年の長野西部地震のため増加した。本研究では,貯水池運用に対するダム堆砂の進行と長期的な気候変動の複合的影響を評価した。気候変動の影響として,GCMによる将来気候予測と分布型水文モデル(Hydro-Beam)による流出計算によって,将来流入量変化を評価した。牧尾ダムの貯水池運用モデルを作成し,堆砂進行,貯水池掘削,および気候条件を組み合わせたケースの貯水位の変化,有効放流量・無効放流量・水利用率,および水力発電電力量を推定した。その結果,発電量については堆砂や気候条件によって大きな変化が見られなかったが,愛知用水の供給では堆砂進行による有効貯水量の減少と温暖化による夏期流入量の減少により多大な損失が出る可能性が明らかとなった。

シソーラス用語： *堆砂 ,  *気候変動 ,  *貯水池操作 ,  水力発電 ,  給水 ,  多目的ダム ,  大気大循環モデル ,  温暖化
準シソーラス用語： *ダム堆砂 ,  愛知用水 ,  水資源管理 ,  貯水池堆砂 ,  電力量 ,  分布型水文モデル ,  木曽川

分類 (2件)： 水利用,その他  (RC11030Q) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (5件)： ダム ,  水資源管理 ,  ダム堆砂 ,  気候変動 ,  長期