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J-GLOBAL ID:201502205316642650   整理番号:15A0891914

原発事故にともなう放射能汚染と除染【汚染の現状と課題-1)】森林の放射性物質汚染と除染の現状・課題

著者 (1件):
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巻: 44  号:ページ: 1-6  発行年: 2015年07月09日 
JST資料番号: S0805A  ISSN: 0389-6633  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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原発事故から約4年が経過し,市街地や農地を中心に除染が進んでいる。本稿では,福島の森林における放射性セシウム調査を紹介し,森林除染の取り組みや問題点を議論した。2011年夏の結果を見ると,森林の汚染状況は原発からの距離や放射性セシウムの沈着量に比例しており,スギの葉や枝,広葉樹の枝,地表の落葉層で比較的高濃度であった。2012年は樹木や落葉中の放射性セシウム濃度は低下し,土壌で上昇していた。2013年,2014年ではさらにこの傾向が強まった。森林の除染の問題は,落葉の下にある土壌を取り除くことが困難であること,土壌流亡による放射性セシウムの再拡散のリスクが伴うことである。森林施業の中でも林道の開設や伐採,搬出作業は林地のかく乱が大きい。そのため間伐や小規模皆伐で林地のかく乱を少なくするとともに,土壌流出を防備する対策や工法を積極的に適用する必要がある。
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  土壌汚染 
引用文献 (9件):

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