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J-GLOBAL ID：201602214945242938   整理番号：16A0200048

赤外線カメラと再帰性反射材を用いたデバイスフリー屋内位置推定に関する検討

著者 (5件)： 山藤浩明 (大阪大 工) ,  前川卓也 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  前川卓也 (国際電気通信基礎技術研) ,  前川卓也 (JST-CREST) ,  松下康之 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2015  号： UBI-48  ページ： VOL.2015-UBI-48,NO.2 (WEB ONLY)  発行年： 2015年11月22日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,赤外線カメラと再帰性反射材を用いたデバイスフリー屋内位置推定手法を提案する。これまでのWi-Fi等の電波を用いたデバイスフリー屋内位置推定手法では,電波発信機と受信機間を人体が通過する際に電波強度が変化する現象を用いて位置を推定することが主であった。このアプローチでは,電源が必要な受信機を環境内に複数設置する必要があり,設置コストが高い。またカメラ画像を用いた屋内位置推定手法は,プライバシの観点から問題があった。そこで提案手法では,環境内に再帰性反射材を複数設置し,それらを赤外線LEDを搭載する赤外線カメラにより撮影する。これにより,人体がある反射材を遮蔽しているとき,人がカメラとその反射材の間にいることが分かることを利用し,人の位置推定を行う。提案手法は再帰性反射材を用いることによって,電源が必要な端末を環境内に複数設置する必要が無く,可視光を撮影しないことにより,プライバシの問題が少ないという利点がある。本研究では,この遮蔽情報を用いた機械学習に基づく屋内位置推定手法の検討と,赤外線カメラにより撮影された画像のプライバシ侵害に関する検証を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *赤外線カメラ ,  反射体 ,  *推定 ,  位置決め ,  位置測定 ,  *屋内環境 ,  電界強度 ,  発光ダイオード ,  赤外線 ,  機械学習 ,  犯罪 ,  *画像認識
準シソーラス用語： 再帰性反射材 ,  *屋内位置推定 ,  赤外線LED ,  プライバシー侵害

分類 (3件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  移動通信  (ND08030H) ,  パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 赤外線カメラ ,  再帰性反射材 ,  屋内位置推定