特許
J-GLOBAL ID:201603001556714441

SiC系物質からの白金族元素の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 阿仁屋 節雄 ,  清野 仁 ,  奥山 知洋
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-029043
公開番号(公開出願番号):特開2012-167323
特許番号:特許第5851700号
出願日: 2011年02月14日
公開日(公表日): 2012年09月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 白金族元素を含有する被処理部材と酸化銅を含む銅源材料とを還元溶錬することにより生じたAl2O3-CaO-SiO2系のスラグを用いて白金族元素を含有するSiC系物質を溶融させることにより前記白金族元素を回収する方法において、 前記SiC系物質が前記スラグの中に均質に溶融可能となる溶融温度及び溶融時間の範囲であって、前記スラグの質量に対する、前記SiC系物質におけるSiCの質量に応じて決定される溶融温度及び溶融時間の範囲から選択された溶融温度及び溶融時間にて、前記スラグを用いて前記SiC系物質を溶融させる際、 前記SiCの質量の比(SiCの質量/(スラグの質量+SiCの質量))、前記溶融温度、及び前記溶融時間は、以下の関係を有していることを特徴とするSiC系物質からの白金族元素の回収方法。 Wr≦0.01×[{-82.955Ln(t)-83.809}×{(103)/T}+58.858Ln(t)+61.904] 0.05≦Wr≦0.467 溶融温度は1300°C以上1450°C以下 ただし、SiC系物質とは、SiCを含有する物質のことであり、 Wr=Wsic/(Wslag+Wsic):SiCの質量比 Wsic:SiCの質量 Wslag:スラグの質量 T:溶融温度(K) t:溶融時間(h) である。
IPC (3件):
C22B 11/02 ( 200 6.01) ,  C22B 7/00 ( 200 6.01) ,  B09B 3/00 ( 200 6.01)
FI (6件):
C22B 11/02 ,  C22B 7/00 B ,  C22B 7/00 F ,  B09B 3/00 303 B ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 1723KにおけるCaO-SiO2-Al2O3系スラグと溶銅間のPt,Rh,Pdの分配挙動
  • Na2O-SiO2系スラグと溶銅間のPt,Rh,Pdの分配挙動
審査官引用 (4件)
  • 1723KにおけるCaO-SiO2-Al2O3系スラグと溶銅間のPt,Rh,Pdの分配挙動
  • Na2O-SiO2系スラグと溶銅間のPt,Rh,Pdの分配挙動
  • 1723KにおけるCaO-SiO2-Al2O3系スラグと溶銅間のPt,Rh,Pdの分配挙動
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