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J-GLOBAL ID：201702215569216855   整理番号：17A0776325

ハイブリッドロケットの飛翔実験と地上保安

著者 (15件)： 羽生宏人 (宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所) ,  和田英一 (宇宙航空研究開発機構宇宙輸送ミッション本部) ,  丹羽崇博 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  近藤靖雄 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  川村尚史 (東海大学学生ロケットプロジェクト) ,  丸山信也 (東海大学学生ロケットプロジェクト) ,  岡村彩乃 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  山科早英良 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  永井康仁 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  中道達也 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  上道茜 (筑波大学宇宙技術プロジェクト) ,  田中成明 (東海大学学生ロケットプロジェクト) ,  小林直樹 (東海大学学生ロケットプロジェクト) ,  笠原次郎 (筑波大学大学院システム情報工学研究科) ,  森田泰弘 (宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)
資料名： 航空宇宙技術(Web)  (Aerospace Technology Japan, the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences (Web))
巻： 9  ページ： 15-21(J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： U0120A  ISSN： 1884-0477  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは,2009年7月に開催された第27回ISTSつくば大会の特別イベントにおいて,ハイブリッドロケットの一般公開型飛翔実験を行った。実験用小型ロケットは,市販のハイブリッドロケットエンジンを搭載した独自設計の機体であった。本論では,小型ハイブリッドロケット飛翔実験の実施内容とその結果についてまとめた。機体は正常に飛翔し,想定した範囲内に着地したが,到達高度が予測に満たなかった。飛翔後の解析から,酸化剤充填量が地上燃焼試験時と比べて18.2%不足していたことが判明した。これは推進系の構造上の制約と運用方法が深く関係している。

シソーラス用語： *ロケットエンジン ,  ハイブリッド方式 ,  *飛行試験 ,  酸化剤 ,  *推進システム ,  性能評価 ,  酸化二窒素
準シソーラス用語： *ハイブリッドロケットエンジン

著者キーワード (5件)： Hybrid Rocket ,  Launch Test ,  Range Safety ,  Nitrous Oxide ,  Education

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (6件)：

• 1)杉本 修:小型ロケット打上げサービスに伴う留意事項の改訂について, 航空宇宙工業会, 第652号, 2008,pp.9-12.
• 2)徳留真一郎,八木下剛,羽生宏人,鈴木直洋,大毛康弘,嶋田徹:亜酸化窒素(N₂O)/エタノール推進系の実験研究,宇宙航空研究開発機構研究開発報告JAXA-RR-07-027,2008.
• 3)鈴木規高:小型ハイブリットロケットの飛翔特性の解析,東海大学大学院修士論文,2006.
• 4)岡田 恒,奥田泰雄,五十田博,小豆畑達哉:建築構造への要求性能の高度化に向けた設計目標値策定に関する研究,建築研究所年報,第36報,2001.
• 5)石野正規:地表面の粗度変化を考慮した風速の鉛直分布,東京大学修士論文,2009.

タイトルに関連する用語 (5件)： ロケット ,  飛翔 ,  実験 ,  地上 ,  保安