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J-GLOBAL ID：202002281193918927   整理番号：20A2489885

播磨灘の栄養塩管理に資する河川流入負荷量推計モデルの開発

Development of an influent load estimation model for contributing to nutrient management of Harima Sea

著者 (4件)： 古賀佑太郎 (兵庫県環境研究セ) ,  鈴木元治 (兵庫県環境研究セ) ,  森正憲 (大阪大) ,  嶋寺光 (大阪大)
資料名： ひょうご環境創造協会兵庫県環境研究センター紀要(Web)  (Bulletin of the Hyogo Prefectural Institute of Environmental Sciences (Web))
号： 9  ページ： WEB ONLY  発行年： 2019年03月 
JST資料番号： U2129A  ISSN： 1884-1503  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 兵庫県南部に面する瀬戸内海の播磨灘においては,近年窒素濃度の低下によるノリの色落ちが頻発するほか,漁獲量の減少も貧栄養化が一因であるとの指摘があるなど,栄養塩類の挙動について関心が高まっている.そこで,本研究では兵庫県内の一級河川である加古川において播磨灘へ流入する窒素負荷量を把握するため,平水時・降雨時両面の評価が可能な水質モデルを構築し,平水時の常時監視データ及び降雨時の独自調査データを用い,窒素動態を解析した.構築した水文・水質モデルは,河川流量を良好に再現した.窒素濃度については,既報の窒素面源負荷原単位を用いた場合,過大評価となったが,大気沈着量及び山林の窒素消費量を考慮した面源負荷原単位を設定したところ,再現性が改善された.(著者抄録)

シソーラス用語： *海域 ,  瀬戸内海 ,  兵庫県 ,  *栄養塩類 ,  *河川 ,  *窒素 ,  水文モデル ,  水質試験 ,  *負荷
準シソーラス用語： 播磨灘 ,  貧栄養化 ,  加古川 ,  窒素動態 ,  河川流入 ,  *流入負荷 ,  *流入河川

分類 (1件)： 水質調査測定一般  (SB02060X)

引用文献 (9件)：

• 鵜野伊津志, 王哲, 弓本桂也, 板橋秀一, 長田和雄, 入江仁士, 山本重一, 早崎将光, 菅田誠治, 2017, PM_2.5越境問題は終焉に向かっているのか?, 大気環境学会誌, 52(6), 177-184.
• 環境省, 平 成29年度 大気汚染の状況, https://www.env.go.jp/air/ref_h29.pdf
• 大原利眞, PM_2.5問題の3年間を振り返る, 2016, 大気環境学会誌, 51(3), A47-A50.
• 兵庫県, ひょうごの大気環境, http://www.kankyo.pref.hyogo.lg.jp/taiki/realtimemap
• 環境省, 大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君), http://soramame.taiki.go.jp

タイトルに関連する用語 (6件)： 播磨灘 ,  栄養塩 ,  河川流入 ,  負荷量 ,  推計モデル ,  開発