文献

J-GLOBAL ID：202102214180468311   整理番号：21A2556786

高圧下における臭素の構造相転移

The Structural Phase Transitions of Br under High Pressure

著者 (4件)： 中本有紀 (大阪大学基礎工学研究科 極限科学センター) ,  坂田雅文 (大阪大学基礎工学研究科 極限科学センター) ,  清水克哉 (大阪大学基礎工学研究科 極限科学センター) ,  平尾直久 (高輝度光科学研究センター)
資料名： SPring-8/SACLA利用研究成果集(Web)  (SPring-8/SACLA Research Report (Web))
巻： 9  号： 1  ページ： 8-10(J-STAGE)  発行年： 2021年 
JST資料番号： U1844A  ISSN： 2187-6886  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハロゲン元素である臭素について高圧力下での構造相転移を見出した。同族元素のヨウ素と同様に臭素が二原子分子から圧力により分子解離することは既に報告されている.本研究ではヨウ素ですでに報告のある複雑な非整合変調構造相が臭素でも示唆される結果をX線回折実験により得た。さらに新しい高圧相の存在も見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *高圧 ,  *臭素 ,  *構造相転移 ,  不整合相 ,  変調構造 ,  X線回折 ,  構造解析 ,  結晶構造 ,  計測 ,  超伝導
準シソーラス用語： 電気抵抗測定 ,  非整合相 ,  非整合変調構造相 ,  粉末X線回折

著者キーワード (10件)： 高圧 ,  構造相転移 ,  2013A1050 ,  2014A1242 ,  2017B1310 ,  BL10XU ,  2013A1050 ,  2014A1242 ,  2017B1310 ,  BL10XU

分類 (2件)： 固相転移  (BL04020G) ,  その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J)

引用文献 (8件)：

• K. Takemura et al., Phys. Rev. Lett., 45, 1881 (1980).
• K. Takemura et al., Phys. Rev. B, 26, 998 (1982).
• Y. Fujii et al., Solid State Comm., 59, 85 (1986).
• K. Takamura et al., Z. Kristallogr., 219, 749 (2004).
• T. Kume et al., Phys. Rev. Lett., 94, 065506 (2005).

タイトルに関連する用語 (3件)： 高圧 ,  臭素 ,  構造相転移