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J-GLOBAL ID：200902213311650888   整理番号：09A0753494

船内電力線線路の遅延および減衰特性

Delay and Attenuation Characteristics of Power-Line Channels in Ships

著者 (4件)： 石井誠一郎 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  都築伸二 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  西岡潤 (渦潮電機) ,  山田芳郎 (愛媛大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 71(WBS2009 1-6)  ページ： 1-6  発行年： 2009年05月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電力線通信技術の産業用途の一つとして,船内LANがある。本稿では,船舶内居住区の100V系統(4隻)および冷凍コンテナ船の440V系統(2隻)で調査した伝達関数から遅延プロファイルを求め,遅延特性を評価している。その結果遅延特性は,ケーブル長と分電盤内部の遅延スプレッドをパラメータとする一次関数で近似できることを述べている。また,遅延時間の累積分布を求め,船舶で使用する場合の,OFDM方式のガードインターバル値について検討している。さらに,減衰特性の近似式をもとに,コモンモード伝送がディファレンシャルモードよりも有理になる領域を明らかにしている。(著者抄録)

シソーラス用語： *電力線通信 ,  *LAN【通信】 ,  遅れ ,  減衰特性 ,  *伝送特性 ,  モード ,  伝搬特性
準シソーラス用語： コモンモード ,  ディファレンシャルモード ,  *船内LAN ,  遅延スプレッド

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (9件)：

• 川崎. 高速PLC (Power Line Communication) 技術の船舶への適用. 日本マリンエンジニアリング学会誌. 2007, 42, 6, 79-83
• TSUZUKI, S. Characteristics of Power-Line Channels in Cargo Ships. The 2007 IEEE International Symposium on Power-Line Communications and Its Applications (ISPLC 2007), Pisa, Italy, 28 Mar. 2007, 324-329
• 吉田. 大型貨物船内電力線の分電盤減衰特性. IEICE総合大会, 2007. 3. 22. 2007, 176
• LIU, E. Powerline Communication over Special Systems. ISPLC2005, April. 2005, 167-171
• YAZDANI, J. Point to Point Multi-Media Transmission For Marine Application. ISPLC2002, Athens, March. 2002

タイトルに関連する用語 (4件)： 電力線 ,  線路 ,  遅延 ,  減衰特性