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J-GLOBAL ID:200902225061646985   整理番号:08A0875142

GRB041006の時間分解スペクトルに対する多成分解析: GRBの原軟成分の性質の手がかり

Multiple-Component Analysis of the Time-Resolved Spectra of GRB 041006: A Clue to the Nature of the Underlying Soft Component of GRBs
著者 (37件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 919-931  発行年: 2008年08月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2004年10月6日にHETE-2によりγ線バーストGRB041006が検出された。4つの異なったエネルギー帯の光度曲線は異なった性質を持つ。高いエネルギー帯で幾つかのピークが光度曲線に見られるが,低いエネルギー帯では1つの広がったバンプが支配する。この異なった性質は,異なったエネルギーと変動性を持つ幾つかの成分が混合した結果であることが期待される。幾つかの成分に分解される時間分解スペクトルを分析した。これらの成分は2つの異なった種類に分類することができる。1つは約30秒より短い特徴的な時間スケールで指数関数的に減衰するエネルギーEPを持つ成分である。このスペクトルは多くの即発GRB放射でしばしば観測される破れたべき則関数で良く表され,従って,線源は内部衝撃波領域を持たねばならない。他方は約60秒より長い特徴的時間スケールでほとんど変わらないEPを持つ成分であり,超軟放射と緩慢な変動性を示す。破れたべき則かまたは黒体スペクトルのどちらかでスペクトルを特徴づけた。軟成分が熱放射であることを仮定して,初期の放射半径は青色超巨星の典型的半径である4.4×106kmで,その膨張速度は線源の座標枠で2.4×105kms-1になることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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宇宙線起源  ,  恒星 
引用文献 (39件):
  • Akaike, H.1974, IEEE Transactions on Automatic Control, 19, 716
  • Amati, L.2006, MNRAS, 372, 233
  • Arnaud, K. A.1996, in ASP Conf. Ser.101, Astronomical Data Analysis Software and Systems V, ed. G. H., Jacoby,& J., Barnes,(SanFrancisco: ASP), 17
  • Atteia, J.-L., et al.2003, in AIP Conf. Proc.662, Gamma-Ray Burst and Afterglow Astronomy 2001: A Workshop Celebrating the First Year of the Hete Mission, ed. G. R., Ricker,& R. K., Vanderspek (Melville: AIP), 17
  • Band, D., et al.1993, ApJ, 413, 281
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