特許
J-GLOBAL ID:200903033035818813
Nε-アシル-L-リジン特異的アミノアシラーゼ
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (6件):
熊倉 禎男
, 小川 信夫
, 箱田 篤
, 浅井 賢治
, 平山 孝二
, 滝澤 敏雄
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006303047
公開番号(公開出願番号):WO2006-088199
出願日: 2006年02月21日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
本発明により、Lysのε-アミノ基を特異的にアシル化及びそれを加水分解する能力に優れたアミノアシラーゼ及びそれを用いたNε-アシル-リジンの製造法が提供される。本発明により、N末端にアミノ酸配列SERPXTTLLRNGDVH(Xは不明)を含むNε-アシル-リジン特異的アミノアシラーゼおよび、前記アミノアシラーゼをL-Lysおよびカルボン酸に作用させることを含む、Nε-アシル-リジン製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
以下の性質を有する酵素:
1)Nε-アシル-L-リジンに作用し、カルボン酸とリジンを遊離させる反応、および、その逆反応を触媒する;
2)L-Lysのε-アミノ基に作用する;
3)Nε-アセチル-L-リジンを基質とした場合に、加水分解反応の至適pHが、37°C において、トリス-塩酸緩衝液中で、8.0〜9.0の範囲にある;
4)トリス-塩酸緩衝液中で、37°C、1時間のインキュベートした場合、pH 6.5〜10.5の範囲で安定である;
5)Nε-アセチル-L-リジンを基質としたときの加水分解反応における至適温度が、トリス-塩酸緩衝液(pH8.2)中で、55°C付近である;
6)トリス-塩酸緩衝液(pH8.2)中、40°C、60分処理において失活せず、55°C、60分処理後の残存活性は75〜85%である;
7)o-フェナンスロリンにより阻害を受ける。
8)コバルトイオンにより活性が増加する;
9)分子量はSDS-ポリアクリルアミド電気泳動測定によれば約60kである;
10)N末端にアミノ酸配列SERPXTTLLRNGDVH(Xは不明)が存在する。
IPC (3件):
C12N 9/80
, C12P 13/02
, C12N 15/09
FI (3件):
C12N9/80 A
, C12P13/02
, C12N15/00 A
Fターム (19件):
4B024AA03
, 4B024BA11
, 4B024BA80
, 4B024CA02
, 4B050CC01
, 4B050DD02
, 4B050FF03E
, 4B050FF04E
, 4B050FF14E
, 4B050LL05
, 4B064AE02
, 4B064CA04
, 4B064CA21
, 4B064CB06
, 4B064CD07
, 4B064CD13
, 4B064CE03
, 4B064DA16
, 4B064DA19
前のページに戻る