特許
J-GLOBAL ID:200903060567370249

イオン排除分離-UV吸光度増大システムによる弱塩基性イオンの高感度計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-322327
公開番号(公開出願番号):特開2005-091052
出願日: 2003年09月12日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 検出器応答の増大を可能とする弱塩基性イオンの計測方法を提供する。【解決手段】 溶離液として水を用い、水酸化物イオン型弱塩基性陰イオン交換樹脂カラムのイオン排除作用により、強塩基性イオンと弱塩基性イオン(アンモニウムやヒドラジンイオン等)を分離後、その試料をUV吸光検出増大カラムにより、UV吸収検出器応答を増大させ高感度検出を可能にする弱塩基性イオンの計測方法。【効果】 従来の方法と比べ、アンモニウムイオンは約39.6倍、ヒドラジンは92.6倍の検出感度の増大と、広範囲な検量線の直線性を示すものである。これにより、雨水に含まれるアンモニウムイオンの定量及びボイラー水中のヒドラジンの定量に適応することができ、無(低)公害かつ高感度・高精度な計測を可能にする。【選択図】図3
請求項(抜粋):
試料中の弱塩基性イオンを選択的、かつ高感度に分離計測する方法であって、溶離液として水を用い、水酸化物イオン型弱塩基性陰イオン交換樹脂を充填した分離カラムによる選択的イオン排除分離を行った後、各々分離された弱塩基性イオンを、イオン交換作用を利用したUV検出増大カラムに導入することによりUV検出器応答を増大させて高感度に検出することを特徴とする弱塩基性イオンの計測方法。
IPC (5件):
G01N30/84 ,  G01N30/26 ,  G01N30/46 ,  G01N30/74 ,  G01N30/88
FI (6件):
G01N30/84 E ,  G01N30/26 A ,  G01N30/46 A ,  G01N30/74 E ,  G01N30/88 C ,  G01N30/88 H
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (2件)

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