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J-GLOBAL ID:200902235162886133   整理番号:09A1007877

マウス腎臓糸球体におけるチログロブリン(Tg)変異種の発現

Expression of a thyroglobulin (Tg) variant in mouse kidney glomerulus
著者 (18件):
資料名:
巻: 389  号:ページ: 269-273  発行年: 2009年11月13日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チログロブリン(Tg)は甲状腺ホルモン生合成に必須の基質であり,その産生は甲状腺濾胞上皮細胞に主に限定される。我々は以前培養マウスメサンギウム細胞でTg mRNAの約1.2kb断片を同定し,この研究でこの転写体は腎臓で特異的蛋白質(kTg)の転写および翻訳され,甲状腺ではされない証拠を提出する。マウス腎臓cDNAライブラリーからのkTgのクローニングは,転写はTg遺伝子のイントロン41の中間から始まり,エキソン42で始まる甲状腺由来Tgの残りのコード配列にフレーム単位で連続することを示した。このmRNAの翻訳はシグナルペプチドとして機能する特異13アミノ酸配列と,続く甲状腺Tgのカルボキシ末端と同一な354アミノ酸断片を含む367アミノ酸(40kDa)蛋白質を与えると推定される。甲状腺TgのC末端に対する抗体でのウェスタンブロット解析は,腎臓で発現した40kD蛋白質を検出した。この抗体による免疫組織化学は免疫反応性Tgは有足細胞および腎臓糸球体のメサンギウム領域に局在することを示した。相同転写体の一部はまたヒト腎臓で検出され,kTgはHashimoto甲状腺炎からの血清で認識されるが対照群の血清で認識されなかった。纏めるとこれらの結果はTgの特異低分子量変異種は腎臓で発現し,自己抗原のものを含む生理的および病理的役割を果たしていることを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学  ,  甲状腺ホルモン  ,  腎臓 

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