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J-GLOBAL ID：200902252161412822   整理番号：09A0896648

オレンジ色発光,長時間持続蛍光体,Ca₂Si₅N₈:Eu²⁺,Tm³⁺

An Orange-Emitting, Long-Persistent Phosphor, Ca₂Si₅N₈:Eu²⁺,Tm³⁺

著者 (8件)： MIYAMOTO Yoshinobu (Tokyo Univ. Technol., Tokyo, JPN) ,  MIYAMOTO Yoshinobu (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  MIYAMOTO Yoshinobu (Tottori Univ. Electronic Display Res. Center, Tottori, JPN) ,  KATO Hikaru (Tokyo Univ. Technol., Tokyo, JPN) ,  HONNA Yuhya (Tokyo Univ. Technol., Tokyo, JPN) ,  YAMAMOTO Hajime (Tokyo Univ. Technol., Tokyo, JPN) ,  OHMI Koutoku (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  OHMI Koutoku (Tottori Univ. Electronic Display Res. Center, Tottori, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 156  号： 9  ページ： J235-J241  発行年： 2009年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相反応によりアフターグロー(AG)の長いオレンジ色Ca₂Si₅N₈:Eu²⁺,Tm³⁺蛍光体を合成した。そのAGは赤色Y₂O₂S:Eu³⁺蛍光体よりも長時間持続した。この長いAGは,Ca²⁺サイトを占めるTm³⁺により形成された電子トラップに起因する。熱ルミネセンス(TL)グロー曲線を測定したところ,220Kと350Kに強いピークが現れた。350KのピークはEu濃度の増加とともに高温側にシフトしたが,220KのピークはEu濃度に依存しなかった。また,両ピークはCa/Si比にも異なる仕方で依存した。この結果を基に両ピークの起源を議論した。300Kで420nm光を照射してから温度を60Kまで下げ,紫外光で励起するとTL強度は増大した。強度増大は350Kのピークで顕著であった。

シソーラス用語： *蛍光体 ,  窒化物 ,  *ケイ素化合物 ,  カルシウム化合物 ,  ユウロピウム ,  ツリウム ,  発光中心 ,  *光ルミネセンス ,  アフターグロー ,  熱ルミネセンス ,  グロー曲線 ,  濃度依存性 ,  固相合成

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (3件)： オレンジ色 ,  長時間持続 ,  蛍光体