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J-GLOBAL ID：201302206324165500   整理番号：13A0397839

食品表示の信頼性を確保するための評価・管理技術の開発 第4章 水産物の判別技術開発 4 非破壊分析による生食用魚肉鮮度および凍結履歴等の推定法の開発

著者 (7件)： 木宮隆 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  今村伸太朗 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  大村裕治 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  岡崎恵美子 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  金庭正樹 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  平岡芳信 (水産総合研究セ 中央水産研) ,  山下由美子 (水産総合研究セ 中央水産研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 492  ページ： 165-169  発行年： 2013年01月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)可視・近赤外分光分析による凍結履歴判別の適用範囲:複数の魚種で,可視・近赤外分光分析による非破壊的な凍結履歴判別の可能を見出した。また,凍結履歴判別に有用と考えられる波長領域(630nm周辺:メトミオグロビン/メトヘモグロビン)を見出した。マアジやサンマでは,致死条件や貯蔵条件等が判別精度に与える影響は顕著でないことが示唆された。以上より,本手法の適用範囲は比較的広いと考えられる。(イ)高精度な凍結履歴判別モデルの構築と凍結履歴判別法としての妥当性確認:履歴や貯蔵条件の異なるラウンドのサンマを対象に,高精度な凍結履歴判別モデルの構築が可能であった。2試験室間共同試験および市販品の分析において,高い判別精度が得られたことから,可視・近赤外分光分析によるサンマの凍結履歴判別の妥当性と構築した手法の頑健性が確認された。(著者抄録)

シソーラス用語： 安全性 ,  機能性食品 ,  農作物 ,  供給 ,  *水産物 ,  非破壊分析 ,  新鮮度 ,  方式 ,  魚肉 ,  摂食 ,  凍結 ,  マアジ ,  サンマ ,  食品特性
準シソーラス用語： 基盤技術 ,  推定法 ,  生食用魚肉 ,  農産物 ,  判別

分類 (3件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  水産食品一般  (FJ13010R) ,  食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X)

引用文献 (4件)：

• 1) Shinzawa, H et al. (2006). New method for spectral data classification:two-way moving window principal component analysis. Applied Spectroscopy. 60: 884-891.
• 2) Kimiya, T et al. (2010). Non-destructive classification between unfrozen and frozen-thawed horse mackerel using visible/near-infrared spectroscopy. Near lnfrared Spectroscopy:Proceedings of the 14th lnternational Conference. : 471-476.
• 3) Brown, W.D.et al. (1962). Comparative biochemistry of myoglobins. Journal of Biological Chemistry. 237(81): 81-84.
• 4) 松浦文雄・橋本周久(1956).魚類の血液ヘモグロビンに関する研究一1.日本水産学会誌21:1158-1162.研究担当者(木宮隆*、今村伸太朗、大村裕治、岡崎恵美子、金庭正樹、平岡芳信、山下由美子)

タイトルに関連する用語 (12件)： 食品表示 ,  評価 ,  開発 ,  水産物 ,  判別 ,  非破壊分析 ,  生食 ,  魚肉 ,  鮮度 ,  凍結 ,  履歴 ,  推定法