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J-GLOBAL ID：201302249929916436   整理番号：13A0283642

赤外線パルス・フェイズ・サーモグラフィ法によるCFRP積層板の非破壊検査

著者 (3件)： 石川真志 (東京理大) ,  八田博志 (宇宙航空研究開発機構) ,  宇都宮真 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 強化プラスチックス  (Reinforced Plastics)
巻： 59  号： 1  ページ： 30-36  発行年： 2013年01月29日 
JST資料番号： G0309A  ISSN： 0452-9685  CODEN： KYPUA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 赤外線サーモグラフィ法のなかでもパルス・フェイズ・サーモグラフィ(PPT)法に注目し,その欠陥検出特性について実験的解析的評価を行った結果を示した。PPT法の原理について説明した後,CFRP積層板に対するPPT法の適用結果を提示した。実験結果とともに数値解析による欠陥深さと位相データとの関係について検討した結果も示した。さらにPPT法の応用として,瞬間的なフラッシュ加熱の代わりに数十秒間の長時間加熱を適用し,欠陥深さの向上を得た結果についても説明した。

シソーラス用語： サーモグラフィー ,  加熱 ,  故障検出 ,  *非破壊検査 ,  積層板 ,  画像 ,  Fourier変換 ,  数値解析
準シソーラス用語： CFRP積層板 ,  *パルス加熱 ,  *位相画像 ,  位相差 ,  *欠陥検出 ,  *赤外線サーモグラフィー

分類 (2件)： 非破壊試験  (HB02030F) ,  赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W)

引用文献 (9件)：

• 1) T. Sakagami and S. Kubo, Applications of pulse heating thermography and lock-in thermography to quantitative nondestructive evaluations, Infrared Phys. Tech. 43, p.211-218, 2002.
• 2) S. picketing and D. Almond, Matched ex citation energy comparison of the pulse and lock-in thermography NDE techniques, NDT & E Int 41, p.501-509, 2008.
• 3) 陣内さやか,西谷豊,羽深嘉郎,赤外線サーモグラフィによる複合材料の非破壊検査,非破壊検杢,60 (9), p.532-535, 2011
• 4) X. Maldague and S. Marinetti, Pulse phase infrared thermography, J. Appl. Phys. 79 (5), p.2694-2698, 1996
• 5) M. Ishikawa, H. Hatta, Y. Habuka, S. Jinnai and S. Utsunomiya, Effect of anisotropic properties on defect detection by pulse phase thermography, Adv. Compos. Mater., 21, p.67-78, 2012.

タイトルに関連する用語 (5件)： 赤外線 ,  パルス ,  サーモグラフィ法 ,  CFRP積層板 ,  非破壊検査