文献
J-GLOBAL ID:201702214018655290   整理番号:17A0468965

高温QCDにおける有効軸性U(1)対称性の回復の証拠

Evidence of effective axial U(1) symmetry restoration at high temperature QCD
著者 (9件):
資料名:
号: 16-108  ページ: 29P  発行年: 2016年12月06日 
JST資料番号: L0911B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2フレーバ格子QCDにおいて有限温度での軸性U(1)対称性を調べた。Moebius領域壁フェルミオンを用いて,異なる格子サイズL=2~4fmで,臨界温度Tcの少し上でゲージ配置を生成した。この作用量は,重なりフェルミオンの場合に十分近い良いカイラル対称性を保ちつつ,頻繁なトポロジートンネル通過を許容する。これにより,重なり/領域壁再重みづけを通して完全カイラル対称性を再現することを可能にする。相転移の上で,重なりと領域壁のDiracスペクトルの両方で,低位モードの強い抑圧が観測された。しかし,カイラル極限近くの軸性U(1)対称性の破れの兆候に支配的な,Moebius領域壁Dirac固有モードにおけるGinsparg-Wilson関係のかなりの違反を見いだした。価数区画においてのみ重なりフェルミオンを用いることは,部分急冷による人為結果を被るから危険であることも見いだした。Moebius領域壁フェルミオン行列式を重なりフェルミオンの場合に再重みづけすることにより,軸性U(1)破れはカイラル極限において消失し,これは格子体積や格子間隔の変化に対して安定であることを見いだした。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゲージ場理論 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る