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J-GLOBAL ID：201702214840281119   整理番号：17A0556119

建築基準法等に係る技術基準整備のための事業(平成27年度報告)構造スリットを設けない有壁鉄筋コンクリート造建築物の構造計算の合理化に資する検討

著者 (20件)： 成瀬忠 (前田建設工業) ,  堀伸輔 (前田建設工業) ,  勅使川原正臣 (名古屋大) ,  楠浩一 (東大) ,  田尻清太郎 (東大) ,  鈴木英之 (安藤・間) ,  古谷祐希 (安藤・間) ,  濱田真 (熊谷組) ,  前川利雄 (熊谷組) ,  近藤祐輔 (熊谷組) ,  内田崇彦 (佐藤工業) ,  菊田繁美 (戸田建設) ,  石岡拓 (戸田建設) ,  飯塚信一 (西松建設) ,  金川基 (西松建設) ,  向井智久 (建築研) ,  加藤博人 (建築研) ,  坂下雅信 (建築研) ,  中村聡宏 (建築研) ,  中村聡宏 (名古屋大)
資料名： ビルデイングレター  (Building Letter)
号： 616  ページ： 2-26  発行年： 2017年04月20日 
JST資料番号： S0557A  ISSN： 0385-6976  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RC造準耐震壁(そで壁,腰壁,垂れ壁)が取り付くRC造柱,梁の強度を検討し,これらが組合わさって架構となった場合の実験結果を示し,有壁RC造建築物の構造計画について述べた。準耐震壁付き十字型柱梁接合部の梁曲げ試験を行い,柱梁耐力比,壁厚,横筋の定着,柱及び梁主筋量,柱反曲点高さを変えることで,破壊形式が袖壁の損傷の無い梁崩壊型,袖壁の損傷を伴う梁崩壊型,腰壁の損傷を伴う柱崩壊型の3形式に分かれることを示した。RC造壁付き部材から成る建築物の2層2スパン縮小模型を作成し,水平加力実験を行ってその性状を検討した。架構試験体の解析モデルを構築し,荷重変形解析を行い実験結果との対応を確認した。腰壁垂れ壁付き梁部材,袖壁付き柱部材の限界部材角と破壊形式を判定する方法を示した。

シソーラス用語： 建築基準法 ,  技術基準 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  *有壁ラーメン ,  側壁 ,  柱 ,  梁 ,  *柱梁接合部 ,  *曲げ試験 ,  中層建築 ,  縮尺模型 ,  水平荷重 ,  繰返し試験 ,  解析モデル ,  測定データ ,  予測誤差 ,  曲げ変形 ,  *破壊モード ,  耐荷力 ,  水平変位 ,  回転角 ,  限界条件 ,  *判定基準 ,  立体 ,  モデル

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  ラーメン  (HD03040D)

引用文献 (44件)：

• 成瀬忠ほか:建築基準法等に関わる技術基準整備のための事業(平成25~26年度報告)構造スリットを設けない有壁鉄筋コンクリート造建築物の構造計算の合理化に資する検討、ビルデイングレター、pp.2-26、2016.03
• 中村聡宏ほか:鉄筋コンクリート造非耐力壁付き架構の柱梁接合部の加力実験(その4)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.259-260、2016.08
• 吉川英孝ほか:鉄筋コンクリート造非耐力壁付き架構の柱梁接合部の加力実験(その5)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.261-262、2016.08
• 平林道大ほか:鉄筋コンクリート造非耐力壁付き架構の柱梁接合部の加力実験(その6)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.263-264、2016.08
• 内田崇彦ほか:RC造非耐力壁付き2層2スパン架構の水平加力実験(その8)、日本建築学会大会学術講演梗概集、pp.265-266、2016.08

タイトルに関連する用語 (9件)： 建築基準法 ,  技術基準 ,  整備 ,  事業 ,  報告 ,  構造スリット ,  鉄筋コンクリート造建築物 ,  構造計算 ,  合理化