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J-GLOBAL ID:201702224999436722   整理番号:17A0156187

ベトナムホーチミン市の食品流通システムにおけるβ-ラクタマーゼおよびAmpCβ-ラクタマーゼ産生大腸菌の伝播

Dissemination of Extended-Spectrum β-Lactamase- and AmpC β-Lactamase-Producing Escherichia coli within the Food Distribution System of Ho Chi Minh City, Vietnam
著者 (15件):
資料名:
巻: 2016  号: Microbiology  ページ: ROMBUNNO.8182096 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ベトナムのホーチミン市(HCMC)の食物流通システムにおけるESBL/pAmpC産生大腸菌の伝播を調査するために,屠殺場,卸売市場,およびスーパーマーケットから得られた鶏肉,豚肉,牛肉および魚/エビ試料中のESBL/pAmpC産生大腸菌株の有病率を調べた。収集した330のサンプルのうち,150サンプル(45.5%)にESBL/pAmpCを産生する大腸菌が検出された。これら分離菌の最高の保有率は鶏肉(76/82,92.7%)であり,次に豚肉(32/92,34.8%),牛肉(18/74,34.3%)および魚類/エビ(24/82,29.3%)であった。合計342株のESBL/pAmpC産生大腸菌を150の陽性食物試料から分離した。ESBLまたはpAmpC活性の原因となる最も一般的な遺伝子は,CTX-M-9(110/342,31.2%),CTX-M-1(102/342,29.8%)およびCIT(118/342,34.5%)群に属していた。著者らが知る限り,これはベトナムの動物性食品におけるpAmpC(37.1%)の高発生の最初の報告である。 ESBL/pAmpCを産生する大腸菌342株のうち,276株(80.7%)が少なくとも6種の抗生物質に対して耐性であった。特に,シプロフロキサシンとホスホマイシンに対する高い割合の耐性はニワトリの分離株(80.5%と50.8%)で認められた。これらの知見は,HCMCの動物由来食品がESBL/pAmpC産生大腸菌の主要貯留地であることを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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食品の汚染  ,  生肉の品質と処理  ,  微生物感染の生理と病原性 

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