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J-GLOBAL ID：201702244919543691   整理番号：17A0237461

Cu(111)上のクアテルチオフェンとセプチチオフェンの電子構造 STMとDFT計算を用いて研究した吸着誘起状態の空間分布

Electronic Structures of Quaterthiophene and Septithiophene on Cu(111): Spatial Distribution of Adsorption-Induced States Studied by STM and DFT Calculation

著者 (7件)： KAKUDATE Toshiyuki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KAKUDATE Toshiyuki (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  TSUKAMOTO Shigeru (Forschungszentrum Juelich and JARA, Juelich, DEU) ,  KUBO Osamu (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  NAKAYA Masato (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  NAKAYAMA Tomonobu (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  NAKAYAMA Tomonobu (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 12  ページ： 6681-6688  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu(111)表面上に吸着させたクアテルチオフェン(4T)分子とセプチチオフェン(7T)分子の形態と電子構造を,走査型トンネル顕微鏡(STM)と密度汎関数理論計算を用いて室温で研究した。それらオリゴチオフェンの吸着後のCu(111)表面上のテラスのSTM像やLUMOとHOMOの局所密度の空間分布を測定し,それらオリゴチオフェン分子がCu(111)上で一次元鎖状構造を形成しているが,自立している分子のHOMOやLUMOから予想されるものと異なることを指摘した。すなわち,吸着誘起状態はそれら分子から空間的に突き出しており,それら分子とCu(111)表面の間の空間に完全に局所化されていなかった。

シソーラス用語： *吸着 ,  *硫黄複素環化合物 ,  *結晶面 ,  *銅 ,  室温 ,  *形態 ,  *空間分布 ,  *HOMO ,  *LUMO ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  局所密度汎関数法 ,  分子鎖 ,  突起部
準シソーラス用語： チオフェン誘導体 ,  銅(111) ,  突出し

分類 (2件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  チオフェンの縮合誘導体  (CF07075U)

物質索引 (2件)： クアテルチオフェン ,  α-セプチチオフェン

タイトルに関連する用語 (9件)： Cu ,  クアテルチオフェン ,  電子構造 ,  STM ,  DFT計算 ,  研究 ,  吸着 ,  誘起 ,  空間分布