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J-GLOBAL ID:201702254623561676   整理番号:17A0410039

近接ライゲーションアッセイ(PLA)を用いた文書記録材料における乳癌細胞におけるエストロゲン受容体二量体のin situ検出【Powered by NICT】

In situ detection of estrogen receptor dimers in breast carcinoma cells in archival materials using proximity ligation assay (PLA)
著者 (9件):
資料名:
巻: 165  号: PB  ページ: 159-169  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エストロゲン受容体(ER)は大部分の乳癌の癌細胞増殖に必要であり,また二量体として機能する。ER二量体蛋白質は,BRET/FRET分析により同定されているがそれらのin situ可視化はまだ報告されていない。最近,in situ近接ライゲーションアッセイ(PLA)は,in situでの蛋白質相互作用を検出する方法として開発された。それ故,本研究では,最初にPLAを用いた乳房癌細胞株および組織におけるERαの二量化を示した。ヒト乳癌細胞株MCF-7,T-47D,MDA-MB-231を本研究で用いた。細胞はERアゴニストまたはアンタゴニストで処理し,4%PFAで固定し,ER二量体は,PLAを用いて検出した。乳癌細胞株におけるER二量体の評価は画像解析を用いて核に局在するドットの面積を測定することにより定量した。も最初にPLA法を用いた乳癌の10%ホルマリン固定パラフィン包埋組織におけるER二量体パターンの可視化を示した。エストラジオール(E2)投与はMCF-7およびT-47Dの核におけるERαホモ二量体を誘導したER陰性MDA-MB-231-OHタモキシフェンも誘導ERαホモ二量体ではそうではなかったが,これらのERαホモ二量体の細胞内局在はE2処理により誘起された核の代わりに細胞質で支配的であった。ICI182780処理はMCF-7におけるERαホモ二量体の形成の数を減少させた。乳癌患者では,ERαPLAスコアは有意にPgR(プロゲステロン受容体)免疫組織化学的スコアをERαorとKi 67標識指数と逆に正に相関した。も乳癌細胞株と外科病理試験片の両方におけるERα/βヘテロ二量体として同様にERαホモ二量体を示した。要約すると,著者らはPLA法を用いたER二量体蛋白質の可視化に成功した最初になかった。ER二量体パターンの評価は乳癌患者の内分泌療法に対する反応の予測に重要な情報を提供することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞膜の受容体 

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