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J-GLOBAL ID：201702272371327600   整理番号：17A0325893

生細胞におけるFe~3+の迅速かつ無標識検出のためのグルタチオンとアスコルビン酸からの生体親和性に配慮したMaillard反応蛍光生成物【Powered by NICT】

Bio-friendly Maillard reaction fluorescent products from glutathione and ascorbic acid for the rapid and label-free detection of Fe³⁺ in living cells

著者 (8件)： Dong Jiang Xue (Key Laboratory of Eco-environments in Three Gorges Reservoir Region (Ministry of Education), School of Chemistry and Chemical Engineering, Southwest University, Chongqing 400715, P. R. China. [e-mail] [e-mail]) ,  Wang Zi Li ,  Yang Yue ,  Gao Zhong Feng ,  Li Bang Lin ,  Jiang Hui Hui ,  Li Nian Bing ,  Luo Hong Qun
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 5  号： 4  ページ： 707-713  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 良好な生体適合性を持つ開発プローブと生細胞における細胞内検出を実現する生物医学および生命科学のための非常に重要であるが,現在課題として残っている。本論文では,プローブとしてのグルタチオンとアスコルビン酸のMaillard反応蛍光生成物(MRFPs)に基づく生細胞中のFe~3+検出のための迅速かつ高選択的バイオセンサを記述した。実験はMRFPsは細胞毒性と優れた生体適合性を有することを示した。MRFPsは迅速な応答とin vitroの生理的pH条件下で他の金属イオンよりもFe~3+に対して良好な選択性を示した。Fe~3+の導入はMRFPsの蛍光を消光することができ,系の蛍光強度は,信号対雑音比3で検出限界は4.6nMであった0.05 50μMの範囲でFe~3+の濃度の増加とともに直線的に減少した。認識機構を議論したが,それは金属イオンへの励起状態MRFPs分子からの電荷移動に起因する。さらに,MRFPsは生細胞中のFe~3+センシングのための良好なイメージングプローブであることを実証することに成功した。本研究では,生体適合性MRFPsはバイオイメージング,診断,および細胞内疾患の治療への応用のための大きな可能性を有している可能性があることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： バイオセンサ ,  細胞毒性 ,  *生体適合性 ,  SN比 ,  in vitro実験 ,  *Maillard反応 ,  検出限界 ,  ライフサイエンス ,  金属イオン ,  *蛍光 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： バイオイメージング ,  蛍光強度 ,  *生細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 測光と光検出器一般  (BD07031F) ,  医用画像処理  (JE04020T)

物質索引 (2件)： アスコルビン酸 ,  グルタチオン

タイトルに関連する用語 (9件)： 生細胞 ,  無標識検出 ,  グルタチオン ,  アスコルビン酸 ,  生体親和性 ,  配慮 ,  Maillard反応 ,  蛍光 ,  生成物