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J-GLOBAL ID：201702290233433129   整理番号：17A0570181

新潟・長野県境 関田山脈南麓に見られる変位礫群と断裂系

著者 (1件)： 久保田喜裕 (新潟大 理)
資料名： 地球科学  (Earth Science)
巻： 71  号： 2  ページ： 39-41  発行年： 2017年04月25日 
JST資料番号： F0193A  ISSN： 0366-6611  CODEN： CKKAA8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新潟県と長野県の境に位置する志久見川周辺と関田山脈南麓には,魚沼層群の安山岩質ラハール~土石流堆積物とその巨大地滑り性崩壊堆積物が分布している。今回,志久見川河口周辺1km四方範囲内で変位礫138個,変位礫から基質へ連続している断裂31条を確認したので報告した。これら変位礫は魚沼層とその崩壊堆積物に含まれていることから,断裂群の形成年代は前期~中・後期更新世と考えられる。

シソーラス用語： *新潟県 ,  *長野県 ,  *断裂系 ,  更新世 ,  *断層運動 ,  地滑り ,  火山泥流 ,  土石流 ,  礫
準シソーラス用語： ラハール

分類 (1件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y)

引用文献 (11件)：

• 地学団体研究会新潟支部長野県北部地震調査団 (2014) 被害は地盤が規制した-長野県北部地震-. 地団研専報, 60: 115-130.
• Eidelman A and Reches Z (1992) Fractured pebbles A new stress indicator. Geology, 20: 307-310.
• 二村光一 (1989) 鈴鹿山脈南部筆捨礫岩層の多相変形礫. 地球科学, 43: 189-199.
• 二村光一 (2016) 下部中新統鈴鹿層群筆捨礫岩層における左ずれ脆性剪断作用. 地球科学, 70: 95-108.
• 加藤碩一・山崎晴雄 (1979) 信越地域活構造図 1:200,000. 地質調査所.

タイトルに関連する用語 (6件)： 新潟 ,  長野 ,  山脈 ,  変位 ,  礫 ,  断裂系