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J-GLOBAL ID：201102217511127849   整理番号：11A0890779

東シナ海における残留性有機汚染物質(POPs)の分布状況について

Distribution of Persistent Organic Pollntants (POPs) in the East China Sea

著者 (4件)： 渡邊奈保子 (海上保安庁) ,  山尾理 (海上保安庁) ,  清水潤子 (海上保安庁) ,  高橋真 (愛媛大 沿岸環境科研セ)
資料名： 海上保安庁海洋情報部研究報告  (Report of Hydrographic and Oceanographic Researches, Japan Coast Guard)
号： 47  ページ： 72-82  発行年： 2011年03月18日 
JST資料番号： Z0865A  ISSN： 1348-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 残留性有機汚染物質(POPs)は環境残留性や生物濃縮性が強く,環境中を長距離輸送される。近年東アジア諸国で顕在化しつつある有害物質に起因する環境問題は,黒潮を介してその下流に位置するわが国にとっても懸念される問題である。2008~2010年に黒潮の流路に沿った海域で,採水,採泥等による水質分析を行ってきたが,年による変動が認められた。本稿ではその結果について報告する。

シソーラス用語： *汚染物質 ,  有機化合物 ,  残留性 ,  生物濃縮 ,  黒潮 ,  経路 ,  東シナ海 ,  水質試験 ,  *残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： 環境残留性 ,  黒潮流路

分類 (1件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

引用文献 (11件)：

• 徐開欽,張継群,渡辺正孝(2001),中国における水環境の現状一200年「中国環境状況公報」より一,用水と廃水,43,9,781-786.
• 清水潤子,杉本綾,山尾理,高橋真(2010),東シナ海における残留性有機汚染物質(POPs)調査一2008年12月,測量船拓洋,海洋情報部研究報告,46,1-12.
• 環境省環境保健部環境安全課(2006),平成18年度版化学物質と環境,p.336.
• 環境省水・大気環境局水環境課(2008),ダイオキシン類に係る底質調査測定マニュアル(平成20年3月),p.47.
• 厚生労働省健康局水道課(2007),水道原水及び浄水中のダイオキシン類調査マニュアル(改訂版)(平成19年11月),p.107.

タイトルに関連する用語 (5件)： 東シナ海 ,  残留性有機汚染物質 ,  POPs ,  分布 ,  状況