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J-GLOBAL ID：201102224878034320   整理番号：11A0942884

パソコン実習室型講義におけるプレゼンスタイプ出席管理システムの構築とその評価

著者 (13件)： 久保田真一郎 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  杉谷賢一 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  武藏泰雄 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  中野裕司 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  永井孝幸 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  入口紀男 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  右田雅裕 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  喜多敏博 (熊本大 eラーニング推進機構) ,  松葉龍一 (熊本大 eラーニング推進機構) ,  辻一隆 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  島本勝 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  木田健 (熊本大 総合情報基盤セ) ,  宇佐川毅 (熊本大 総合情報基盤セ)
資料名： 学術情報処理研究  (JACN)
号： 13  ページ： 24-31  発行年： 2009年09月17日 
JST資料番号： L8082A  ISSN： 1343-2915  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本大学では各教育用パソコンから自動送信されるメールを用いた利用者履歴記録システムを運用しており,大規模パソコン実習室での講義の出席記録に用いることを検討した。本論文では,学習管理システム(LMS)を用いた講義において利用者が教育用パソコンにログイン/ログアウトする際の日時,ユーザID,ホスト名をデータベースに記録し,講義時間にログインしていた延べ時間を出席判定のパラメータとしてプレゼンスを加味した出席管理システムを構築した。LMSと連携して利用履歴記録データベースをもとに講義の出欠判定を行うWebアプリケーションであり,ユーザIDリストと出力判定条件を設定するだけで判定結果をダウンロードできる。具体的には,講義開始直後と終了直前で出席チェックを行って講義中のログイン時間を併用する出欠判定と,単純にログイン時間のみを利用する出欠判定が行える。現行のLMSによる出席記録ではWebCTのアセスメント機能を用いた出席登録(オンライン小テスト)を行っているが,講義終了30分前からの課題提出を行わない学生を出席と扱っており,本システムではそうした学生を判別できる利点を示した。

シソーラス用語： *情報管理システム ,  *CMI【計算機】 ,  接続 ,  パーソナルコンピュータ ,  データベース ,  計算機利用システム ,  認証 ,  Web【情報システム】 ,  学生 ,  判定基準
準シソーラス用語： ID ,  LMS ,  PC ,  WebCT ,  ログイン ,  講義 ,  出欠判定 ,  *出席管理システム

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (11件)：

• [1] 若原俊彦,"無線タグを用いた出席管理の一検討",電子情報通信学会技術研究報告,Vol.103(577),pp.31-35,2004.
• [2] "UTcardを用いた出欠管理システム",東京大学情報基盤センター広報誌,Vol.6,pp.13-14,2005-2dO6.
• [3] 日高良太v相原玲二,隅谷孝洋,"着席位置を特定する出席管理システムの設計と試作",情報処理学会研究報告,Vo1.38,pp.13-18 2006.
• [4] 樋川和伸,中西一夫,岡田政則,"携帯電話利用の授業における出席管理の実践的方法について",電子情報通信学会技術研究報告,Vol。106(364),pp・73-78,2006.
• [5] 齊藤明紀,西田知博,中西通雄,安留誠吾,馬場P'E`,重弘裕二,原田章,山井成良,松浦敏雄,"大規模教育用計算機システムにおける授業・運用支援システムの設計と実装",電子情報通信学会論文誌-D-1,情報・システム,1一情報処理,J84-D-1(6), pp.956-965, 20010601.

タイトルに関連する用語 (7件)： パソコン ,  講義 ,  プレゼンス ,  タイプ ,  出席管理システム ,  構築 ,  評価