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J-GLOBAL ID:201102270621996930   整理番号:11A0581743

地下水汚染における科学的自然減衰(MNA)に関する研究

著者 (6件):
資料名:
巻: 2005  ページ: ROMBUNNO.59  発行年: 2005年 
JST資料番号: X0280B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本調査研究は,地下水汚染が顕在化している地域を対象とし,科学的自然減衰(MNA,Monitored Natural Attenuation)が我が国においても有効な手法となりうるのか実証試験を行い,汚染対象地域に有益な情報となる自然浄化状況について判定・予測を行う。MNAに係る土壌調査によると,地下水位の季節変動が汚染物質の自然減衰ポテンシャルを把握するために重要な観測項目であることを示唆している。ベンゼン,トルエン,キシレン(BTX)の自然減衰が汚染域で起こっている一方で,その効果が地下水中のBTX濃度の観測値から確認されない原因として,GL-6m付近の土壌中に存在する高濃度のBTXが地下水位の低下に伴い土壌中から再溶出し,地下水中のBTX濃度を再び上昇させるためと考えられる。本結果より,ガソリン汚染サイトで自然減衰の進行状況や浄化完了年数を予測する際には,主たる地下水の移動層の水理地質構造,経年的な地下水位変動および土壌中に存在する汚染物質含有量などを予め把握しておくことが重要と考えられる。3年間の地下水データなどから自然減衰の挙動や減衰パターンを解析するほか,地下水中に棲息する微生物のVOC分解活性を検討した。VOCの減衰挙動としては,(a)生成物を伴いながら主の汚染が減衰していく,(b)生成物はなく単独で減衰していく,(c)減衰がほとんどないの3タイプに分類された。これらの結果を踏まえて,地下水中の主要成分や環境条件をポイント制にし,微生物分解あるいは減衰挙動との関連について解析することにより,MNA判定のためのプロトコールを作成した。
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分類 (3件):
分類
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水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  地下水学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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