特許
J-GLOBAL ID:201103015026331731

電波到来方向探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 卓二 ,  田中 光雄 ,  川端 純市 ,  石野 正弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-297753
公開番号(公開出願番号):特開2004-361377
特許番号:特許第3964366号
出願日: 2003年08月21日
公開日(公表日): 2004年12月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 無線信号を受信するための励振素子と、上記励振素子から所定の間隔だけ離れて設けられた6本の非励振素子と、上記各非励振素子にそれぞれ接続された可変リアクタンス素子とを備え、上記各可変リアクタンス素子のリアクタンス値を変化させることにより、上記各非励振素子をそれぞれ導波器又は反射器として動作させて指向特性を変化させるアレーアンテナを用いた電波到来方向探知方法において、 上記アレーアンテナの互いに異なる複数の放射パターンの各可変リアクタンス素子のリアクタンス値の複数のセットとによりそれぞれ設定された互いに異なる複数の放射パターンの状態において上記アレーアンテナで受信し、上記受信された各受信信号を検出し、上記検出された複数の受信信号間の相関を示す相関行列Ryyを計算し、上記計算された相関行列Ryyに基づいて固有値分解法を用いて各方位角毎の受信信号に対する固有値及び固有ベクトルを計算し、上記各方位角の方向毎の最大値の固有値に対応する固有ベクトルを用いて、上記アレーアンテナの各可変リアクタンス素子による放射パターンの各方向ベクトルに対する重み付けを表す等価的なベクトルからなる等価ウエイト行列を校正するステップと、 上記互いに異なる可変リアクタンス素子のリアクタンス値の複数のセットをそれぞれ設定したときに上記アレーアンテナによって受信される各受信信号を検出し、上記複数の受信信号間の相関を表す相関行列Ryyを計算し、上記計算された各相関行列Ryyを固有値分解して上記各相関行列Ryyの固有値を計算するステップと、 上記計算された各相関行列Ryyの固有値と、上記校正された等価ウエイト行列とに基づいて、上記アレーアンテナの素子空間に変換された相関行列Rxxを計算し、上記計算された相関行列Rxxに基づいて、上記アレーアンテナにおいて互いに平行移動可能な1対のサブアレーの複数のセットのうちの各セットに対する相関行列Rxx(j)を計算し、上記計算された各セットに対する相関行列Rxx(j)に対して空間平均法の処理を適用した後固有値分解して各セットに対する固有値及び固有ベクトルを計算し、上記計算された各セットに対する固有値及び固有ベクトルに基づいてMUSIC(MUltiple SIgnal Classification)法を用いて各セットに対するMUSICスペクトルを計算し、上記計算された各セットに対するMUSICスペクトルに基づいて上記アレーアンテナによって受信された受信信号の到来方向を計算するステップとを含むことを特徴とする電波到来方向探知方法。
IPC (4件):
G01S 3/74 ( 200 6.01) ,  G01S 7/02 ( 200 6.01) ,  H01Q 3/44 ( 200 6.01) ,  H01Q 21/20 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01S 3/74 ,  G01S 7/02 F ,  H01Q 3/44 ,  H01Q 21/20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 電波到来方向探知方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-046100   出願人:株式会社国際電気通信基礎技術研究所
  • 電波到来方向探知方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-297741   出願人:株式会社国際電気通信基礎技術研究所
  • 方向探知機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-045762   出願人:株式会社光電製作所
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審査官引用 (4件)
  • 電波到来方向探知方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-046100   出願人:株式会社国際電気通信基礎技術研究所
  • 電波到来方向探知方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-297741   出願人:株式会社国際電気通信基礎技術研究所
  • 方向探知機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-045762   出願人:株式会社光電製作所
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引用文献:
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