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J-GLOBAL ID：201202219101757233   整理番号：12A1057717

琵琶湖流域管理システムに関する政策課題研究(その1)-面源負荷流出モデルの構築と湖内水質への影響評価-

著者 (8件)： 佐藤祐一 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  大久保卓也 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  小松英司 (環境情報コミュニケーションズ) ,  上原浩 (パシフィックコンサルタンツ) ,  湯浅岳史 (パシフィックコンサルタンツ) ,  永禮英明 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  岡本高弘 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  金再奎 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ)
資料名： 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書  (Research Report of Lake Biwa Environmental Research Institute)
号： 7  ページ： 32-46,2  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： Y0461B  ISSN： 1882-8612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 琵琶湖の水質保全対策の方向性を検討して,流域管理のあり方の提案につなげるため,琵琶湖の陸域,湖内流動と湖内生態系に関するモデルを結合して,気象や社会的条件等を考慮して非定常な解析ができる分布型シミュレーションモデル「琵琶湖流域水物質循環モデル」を構築してきた。本研究では,このモデルのうちの陸域水物質循環モデルの信頼性を向上させるため,面源からの流出に関するパラメータの精度向上に取り組んだ。水田・市街地・森林における面源負荷流出モテルを構築し,降雨時を含む詳細な調査データを用いて,その検証をした。得られた面源負荷のパラメータと琵琶湖流域水物質循環モデルを用いたシナリオ計算によって,保存性物質で物質循環が明らかなTPを事例として,面源負荷が湖内水質に与える影響の評価をした。TPの年平均濃度の計算値と観測値を比較すると,このモデルでは,北湖については地点ごとの水質をおおむね再現することができたが,南湖については高濃度域を再現することができなかった。

シソーラス用語： 湖沼汚濁 ,  水質汚濁物質 ,  *湖沼水 ,  リン ,  *湖沼 ,  *面汚染源 ,  流出モデル ,  モデリング ,  環境影響 ,  シミュレーションモデル ,  精度 ,  水田 ,  市街地 ,  森林 ,  水質 ,  管理 ,  滋賀県 ,  環境政策 ,  水質保全 ,  地方自治体
準シソーラス用語： *琵琶湖 ,  流域管理

分類 (1件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 琵琶湖 ,  流域管理 ,  政策 ,  研究 ,  面源 ,  流出モデル ,  構築 ,  湖 ,  水質 ,  影響評価