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J-GLOBAL ID：201202246411551063   整理番号：12A1771120

次世代超電導サイクロトロンの開発:開発課題

著者 (9件)： 石山敦士 (早稲田大) ,  WANG Xudong (早稲田大) ,  植田浩史 (大阪大) ,  福田光宏 (大阪大) ,  畑中吉治 (大阪大) ,  野口聡 (北大) ,  長屋重夫 (中部電力) ,  鹿島直二 (中部電力) ,  宮原信幸 (放医研)
資料名： 低温工学・超電導学会講演概要集  (低温工学・超電導学会研究発表会講演概要集)
巻： 86th  ページ： 186  発行年： 2012年11月07日 
JST資料番号： G0564B  ISSN： 0919-5998  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 重粒子線がん治療の普及・拡大のためには,加速器の小型・軽量化とともに高効率化,省エネルギー化が必要である。そこで,我々は,高温超電導技術を活用した小型・高効率・高性能の次世代重粒子線がん治療用超電導サイクロトロンの開発・実現を目指している。我々が提案している超電導サイクロトロンは,高温超電導技術を最大限に活かして,重粒子を高いエネルギーまで加速するために必要な磁場を,等時性磁場を発生するためのメインコイルと周方向に勾配を持つ磁場(AVF)を発生するためのスパイラルセクターコイルを組み合わせて空芯コイルシステムで実現しようとするものである。その開発課題としては,線材特性に対しては,放射化特性および耐放射線性(超電導特性,機械特性),コイル開発に対しては,空芯で高精度磁場分布を実現するために,コイル形状の最適化,高精度コイル巻線技術,高機械強度コイル製作技術の開発,高温超電導線材内の遮へい電流の影響の低減などが課題として挙げられる。本報告では,次世代超電導サイクロトロン開発の意義および上記の開発課題とその対応策についてまとめる。(著者抄録)

シソーラス用語： *サイクロトロン ,  超伝導 ,  *超伝導線 ,  *インダクタ ,  加速器 ,  医療機器 ,  超伝導加速器
準シソーラス用語： コイル【電気】 ,  重粒子線癌治療装置 ,  超電導サイクロトロン

分類 (2件)： 超伝導材料  (BM04041W) ,  円形加速器  (BE02020X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 次世代 ,  超電導 ,  サイクロトロン ,  開発