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J-GLOBAL ID：201302214815557519   整理番号：13A0646039

東日本大震災から2年を迎え 津波浸水シミュレーションの活用における留意点

著者 (2件)： 諏訪義雄 (国土技術政策総合研) ,  加藤史訓 (国土技術政策総合研)
資料名： 河川
号： 800  ページ： 46-49  発行年： 2013年03月20日 
JST資料番号： G0117A  ISSN： 0287-9859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 津波防災地域づくりに関する法律では津波浸水想定(区域・水深)を設定することとしている。平成24年4月にはその参考資料として「津波浸水想定の設定の手引」が公表された。本稿では,手引に示されている津波浸水シミュレーションに用いる計算モデルの前提条件を踏まえて,その結果の解釈及び活用における留意点について述べた。解説した留意点は以下の通りである。1)施設近傍での長波理論の適用性,2)浸水開始時間の精度,3)流速の精度,4)浸水深と流速の時間変化,5)誤差要因

シソーラス用語： 地域 ,  *津波 ,  *シミュレーション ,  *浸水 ,  長波【流体波】 ,  計算モデル ,  精度 ,  時間 ,  流速 ,  水深 ,  手引 ,  誤差 ,  因子 ,  津波対策 ,  災害対策
準シソーラス用語： 防災対策 ,  浸水開始時間 ,  浸水深 ,  津波浸水想定 ,  誤差因子

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (7件)：

• 国土交通省水管理・国土保全局海岸室・国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部海岸研究室:津波浸 水想定の設定の手引きVer2.00,86p.,2012.
• 大谷 寛・上月 康則・村上 仁士:地震による家屋破壊状況における津波による家屋被害に関する一考察,海岸工学論文集,第51巻,pp.311-315,2004.
• 加藤史訓・福濱方哉・大谷靖郎・今津雄吾・佐川拓也・林健太郎:マレ島における津波遡上に対する護岸の 効果検討,水工学論文集,第50巻,pp.1423-1428, 2006.
• 小谷美佐・今村文彦・首藤伸夫:GISを利用した津波遡上計算と被害想定法,海岸工学論文集,第45巻,pp.356-360,1998.
• 林里美・越村俊一:映像解析による2011年東北地方太平洋沖地震津波の流速測定,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.68, No.2,I_366-I_370,2012.

タイトルに関連する用語 (6件)： 東日本大震災 ,  津波 ,  浸水 ,  シミュレーション ,  活用 ,  留意