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J-GLOBAL ID：201302216163034228   整理番号：12A1790549

メタンハイドレート賦存海域に生息する微生物を指標とした環境モニタリング手法の研究 メタン関連微生物の遺伝子情報に基づく深海底表層域のメタン検知

A Study for Using Microbial Indicators to Monitor the Environment in Areas Containing Methane Hydrate: Monitoring Methanotroph Genes to Detect Methane Leaks below the Sea Bottom in Deep Seas

著者 (7件)： 吉田光毅 (大成建設) ,  帆秋利洋 (大成建設) ,  沖田紀子 (大成建設) ,  藤原靖 (大成建設) ,  布施博之 (芝浦工大) ,  平田敦洋 (エンジニアリング協) ,  荒田直 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 大成建設技術センター報(CD-ROM)  (Report of Taise Technology Center (CD-ROM))
号： 45  ページ： ROMBUNNO.56  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： G0744B  ISSN： 1348-3366  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： メタンハイドレート開発促進事業は2001~2008年度までに基礎研究であるフェーズIが完了し,フェーズ2では2012年度に東部南海トラフ海域の第二渥美海丘で第一回目の海洋産出試験が計画されている。将来的な操業段階では,長期にわたるメタンガスの生産に伴い海底地盤が変形することにより,何らかの導通を通じてメタンガスが海水中に到達する可能性も考えられる。そこで,海底でのメタン濃度変化に直結するような生物指標の開発を目指し,メタン濃度変化を生物界の中で最も迅速に捉える指標として,メタンを炭素源・エネルギー源とするメタン酸化細菌の検出技術を検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ガスハイドレート ,  *メタンガス ,  開発 ,  地盤 ,  変形 ,  漏れ ,  変化 ,  生物指標 ,  微生物 ,  環境モニタリング ,  遺伝情報 ,  海底 ,  表層 ,  *メチロトローフ ,  *細菌 ,  検出法 ,  南海トラフ ,  好気性菌 ,  アルカン ,  *メタンハイドレート
準シソーラス用語： *メタン酸化細菌 ,  遺伝子情報 ,  海底地盤 ,  深海底 ,  *濃度変化

分類 (2件)： 研究開発  (SA01040R) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (23件)：

• 1) 松本良:総説メタンハイドレート-海底下に氷状巨大炭素リザーバー発見のインパクト-,地学雑誌,118,7-42, 2009.
• 2) 長久保定雄:国産エネルギー資源としてのメタンハイドレート-我が国におけるメタンハイドレート開発計画-, 地学雑誌,ll8,758-775,2009.
• 3) 山本晃司:メタンハイドレートの生産手法とフィールド産出試験,118,913-934,2009.
• 4) 天石 文,帆秋 利洋:メタンハイドレートの成因及びバイオマーカーによるメタンガス漏洩検知に関する微生物学的研究,大成建設技術センター報 第37号,42-1-6,2004.
• 5) 帆秋利洋,藤井輝夫,布施博之,福場辰洋:海底表層でのバイオマーカーを利用したメタン漏洩検知技術の開発 (特集メタンハイドレート-資源開発と環境影響評価)海洋と生物30,505-515,2008.

タイトルに関連する用語 (12件)： メタンハイドレート ,  海域 ,  生息 ,  微生物 ,  指標 ,  環境モニタリング ,  手法 ,  研究 ,  メタン ,  遺伝子情報 ,  深海底 ,  表層