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J-GLOBAL ID：201302252828788667   整理番号：13A0292875

社会を支えるクルマと技術 ロボットトラクタの開発動向と今後の展望

Current Status and Future Tendency for Development of Robot Tractors

著者 (1件)： 野口伸 (北大 大学院農学研究院)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 67  号： 2  ページ： 83-86  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道大学で開発したロボットを通して,トラクタロボット化の到達点について解説した。現在進行中の農林水産省による農業用ロボット研究開発プロジェクトや日本版GPSといわれる準天頂衛星のロボットトラクタへの利用について調べた。ロボットトラクタはGPSと慣性航法装置,地理情報システムをベースに自律運転を行う。夜間30000平方メートルの大規模農場を耕うん作業させた結果,44行程を夜中約5時間かけて作業した。走行精度は目標経路に対して±5cmであった。2010年6月から農林水産省の委託プロジェクト研究「農作業の軽労化に向けた農業自動化・アシストシステムの開発」が5カ年のプロジェクトとしてスタートした。

シソーラス用語： *トラクタ ,  産業用ロボット ,  農業機械 ,  移動ロボット ,  知能ロボット ,  システム ,  圃場 ,  耕うん ,  自律ロボット
準シソーラス用語： *ロボットトラクタ ,  *農業用ロボット ,  自律移動ロボット ,  準天頂衛星システム

分類 (1件)： 農業機械・施設一般  (FB03010O)

引用文献 (6件)：

• 日本学術会議. IT・ロボット技術による持続可能な食料生産システムのあり方. 2008
• BARAWID, O. Automatic Steering System for Electronic Robot Vehicle. Preprints of the 18th IFAC World Congress. 2011
• 野口伸. 農業ロボット. 2006, II, 180-183
• 野口伸. 車両系農作業ロボットの開発動向. 農林水産技術研究ジャーナル. 2012, 35, 2, 10-15
• NOGUCHI, N. Robot Farming System in Japan Agriculture. Preprints of the 18th IFAC World Congress, 2011. 2011

タイトルに関連する用語 (5件)： 社会 ,  ロボット ,  トラクタ ,  開発動向 ,  展望