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J-GLOBAL ID：201302261270540344   整理番号：13A0680170

各地方自治体における市民の環境配慮行動を規定する要因分析

ANALYSIS OF FACTORS CONTRIBUTE TO CITIZEN’S ENVIRONMENTAL BEHAVIOR IN LOCAL GOVERNMENT

著者 (3件)： 青木えり (東大 大学院工学系研究科) ,  栗栖聖 (東大 先端科学技術研究セ) ,  花木啓祐 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 40  ページ： II.165-II.176  発行年： 2012年10月20日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,市民が日常行い得る様々な環境配慮行動を対象に,影響を及ぼす要因を社会的要因と個人的要因の両面から検討した。環境配慮行動に影響を与え得る社会経済的指標を市町村レベルの統計値から調査・整理し,全国47都道府県を対象として市民の環境配慮行動実施状況や意識・個人属性を調査するアンケートを実施した。市民の環境配慮行動として44の日常行動と13の機器導入を対象に,各行動の実施度の違いや促進・阻害要因を分析した結果,全体として個人属性や心理的要因の方が社会的要因よりも大きな影響を及ぼす環境配慮行動が多いことが分かった。また,地方自治体の環境施策では,レジ袋や可燃ごみ有料化が関連行動に正の影響を与えていた。

シソーラス用語： *環境保全 ,  地方自治体 ,  *市民参加 ,  住民意識 ,  *行動 ,  省エネルギー ,  二酸化炭素 ,  廃棄物処理 ,  因子分析
準シソーラス用語： *環境配慮行動

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (40件)：

• 1)環境省:平成23年版環境循環型社会生物多様性白書.
• 2)環境省:地球温暖化対策推進法と京都議定書目標達成計画http://www.env.go.jp/earth/ondanka/domestic.html(2010年1月1日参照)
• 3)地球温暖化対策推進本部:京都議定書目標達成計画の進捗状況(案),2007.
• 4)青木えり,栗栖聖,中谷隼,花木啓祐:市民の環境配慮行動に対する全国47都道府県の現状分析と地域間比較環境システム研究論文集VoL38,pp.17-26,2010.
• 5)森口祐一,西岡秀三,中杉修身:家庭からの廃棄物収集量を規定する都市要因の分析.環境問題シンポジウム講演論文集11,pp.103.108,lg83.

タイトルに関連する用語 (5件)： 地方自治体 ,  市民 ,  環境配慮行動 ,  規定 ,  要因分析