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J-GLOBAL ID:201402234211613567   整理番号:14A0645219

自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発-自給飼料の簡易・迅速品質評価技術の確立-4 色米や飼料米の消化性・栄養価等飼料特性の解明(1)精密飼養試験

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号: 523  ページ: 15-19  発行年: 2014年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)色素米・飼料用米の成分値測定:色素米8品種を採取し,一般成分および色素成分(タンニンおよびアントシアニン)の濃度を測定した。色素米の一般成分は各品種に若干の違いはあるものの,2009年度版日本標準飼料成分表における飼料用米の値とおおむね一致した。色素成分について,タンニンはすべての品種に含有していたが,アントシアニンは紫黒米品種のみに含まれていた。また,色素成分は品種間や産地によりその含有量が異なることが明らかとなった。(イ)色素米の第一胃内消失率の解析:ナイロンバック法による色素米(「夕焼けもち」および「朝紫」)の第一胃内乾物消失率を測定した。可溶性画分や分解性画分等の分解パラメーターに有意差は見られなかったことから,2品種は同様の分解特性を持つと考えられる。また,これらの分解パラメーターは飼料用米における既出の報告とも近似しており,一般成分と同様,ルーメン中の分解特性についても飼料米と等しいことが示唆される。(ウ)乳牛への色素米多給による消化率および乳量・乳質等への影響:色素米多給による乾物消化率および乳量・乳質等への影響を検討するため,ホルスタイン種泌乳牛4頭を用いて消化試験を実施した。飼料は粗濃比40:60のTMRとし,試験区は,色素米多給区とトウモロコシ区とした。乾物消化率および乳量・乳質は,色素米多給区とトウモロコシ区の間に有意差は見られず,同等の値を示した。このことから,色素米を用いて飼料を設計し,生産性を落とすことなく給与する事が可能であると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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研究開発  ,  稲作 
引用文献 (5件):
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