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J-GLOBAL ID：201402253841694110   整理番号：14A1372101

グリーンイノベーション 全固体電池材料の単結晶薄膜化

著者 (1件)： 大西剛 (物質・材料研究機構)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 21  号： 373  ページ： 382-388  発行年： 2014年11月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池の大型化に伴う熱暴走の問題を抜本的に解決するため,電解質に不燃性のセラミックスを用いた全固体電池の開発研究を行っている。本稿では,電池材料を薄膜化の必要性および薄膜成長事例を紹介した。薄膜はパルスレーザ堆積(PLD)法を用い,正極活物質としてLiCoO₂,酸化物固体電解質としてLi_3xLa_2/3-xTiO₃の成膜条件を検討し,結晶性,放電特性,Liイオン伝導度について調べた。1)現行のリチウムイオン電池と全固体電池,2)PLD法,3)正極活物質の薄膜成長:サファイア基板上に成長したLiCoO₂薄膜のフルエンス依存性,酸素圧依存性,4)酸化物固体電解質の薄膜成長:放電特性,表面形状,面内電導度の温度依存性。

シソーラス用語： *二次電池 ,  技術革新 ,  固体 ,  固体電解質 ,  *固体電解質電池 ,  電極材料 ,  アノード ,  *薄膜成長 ,  単結晶 ,  レーザ蒸着 ,  不燃材料 ,  コバルト酸塩 ,  リチウム化合物 ,  チタン酸塩 ,  ランタン化合物 ,  結晶度 ,  電気特性 ,  電池容量 ,  電気伝導率 ,  温度依存性 ,  X線回折分析 ,  堆積速度 ,  パルスレーザ蒸着
準シソーラス用語： *蓄電池 ,  グリーンイノベーション ,  全固体 ,  全固体電池 ,  パルスレーザ堆積 ,  コバルト酸リチウム ,  チタン酸リチウムランタン ,  充放電特性

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (15件)：

• R. Kanno, M. Murayama, J. Electrochem. Soc., 148, A742-A746 (2001).
• F. Mizuno, A. Hayashi, K. Tadanaga, M. Tatsumisago, Adv. Mater., 17, 918-921 (2005).
• N. Kamaya, K. Homma, Y. Yamakawa, M. Hirayama, R. Kanno, M. Yonemura, T. Kamiyama, Y. Kato, S. Hama, K. Kawamoto, A. Mitsui, Nat. Mater., 10, 682-686 (2011).
• N. Ohta, K. Takada, L. Q. Zhang, R. Z. Ma, M. Osada, T. Sasaki, Adv. Mater., 18, 2226-2229 (2006).
• N. Ohta, K. Takada, I. Sakaguchi, L. Q. Zhang, R. Z. Ma, K. Fukuda, M. Osada, T. Sasaki, Electrochem. Commun., 9, 1486-1490 (2007).

タイトルに関連する用語 (4件)： グリーン ,  イノベーション ,  全固体電池 ,  単結晶薄膜