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J-GLOBAL ID：201102206043062821   整理番号：11A1484042

リチウム超イオン導電体

A lithium superionic conductor

著者 (11件)： KAMAYA Noriaki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HOMMA Kenji (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  YAMAKAWA Yuichiro (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  HIRAYAMA Masaaki (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  KANNO Ryoji (Tokyo Inst. Technol., Yokohama, JPN) ,  YONEMURA Masao (High Energy Accelerator Res. Organization(KEK), Ibaraki, JPN) ,  KAMIYAMA Takashi (High Energy Accelerator Res. Organization(KEK), Ibaraki, JPN) ,  KATO Yuki (Toyota Motor Corp., Shizuoka, JPN) ,  HAMA Shigenori (Toyota Motor Corp., Shizuoka, JPN) ,  KAWAMOTO Koji (Toyota Motor Corp., Shizuoka, JPN) ,  MITSUI Akio (Toyota Motor Corp., Aichi, JPN)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 10  号： 9  ページ： 682-686  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高出力かつ高エネルギー密度のバッテリー用に有機液体電解質が用いられているが,安全性確保のために低コスト化は困難である。一方,固相電解質の伝導度は有機電解質よりも一桁劣る状況である。本研究では,新しい3次元ネットワーク構造を有するLi₁₀GeP₂S₁₂が,室温で12mScm^-1と有機電解質を上回るイオン伝導度を有することを明らかにした。硫化物の固相反応によりLi₁₀GeP₂S₁₂を作製し,構造とLiイオン電導度の温度依存性を評価した。また,LiCoO₂をカソードと金属アノードを用いたバッテリーを構成し,充放電特性を評価した。その結果,この固相電解質は安定性に優れ,広い電位窓を有することを明らかにした。

シソーラス用語： エレクトロセラミック ,  *固体電解質 ,  イオン伝導 ,  *リチウム化合物 ,  ゲルマニウム化合物 ,  リン化合物 ,  硫化物 ,  固相反応 ,  ネットワーク構造 ,  電気伝導率 ,  *電極材料 ,  リチウム二次電池 ,  電池容量 ,  電気化学的挙動

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  混合伝導  (BM03060U) ,  固体デバイス材料  (NC03020K)

タイトルに関連する用語 (2件)： リチウム ,  超イオン導電体