特許
J-GLOBAL ID:201403064807648865

地盤の飽和度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山名 正彦 ,  筬島 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-170048
公開番号(公開出願番号):特開2014-029297
出願日: 2012年07月31日
公開日(公表日): 2014年02月13日
要約:
【課題】簡易、迅速、かつ確実に、採取した乱さない試料を水中から出すことなく原位置の飽和度を保持した保水状態のまま飽和度を精度よく測定できる、地盤の飽和度測定方法を提供する。【解決手段】ロッド1の先端へ設けたサンプラー2でボーリング孔11の孔底の乱さない試料3を採取した後、該サンプラー2を、保水具4による保水状態でボーリング孔11から引き上げて取り出す。前記保水具4を地上の容器7内の水中に沈めた状態で、保水具4からサンプラー2を取り出し、該サンプラー2を解体して採取試料3を格納したチューブ2aを取り出す。前記チューブ2aを水中に沈めた状態のまま、該採取試料3の全長を測定した後、採取試料3を格納したチューブ2aを、同じく水中に沈めた測定容器13内へ装填し、密封する。前記測定容器13を水中から取り出して採取試料3の質量を測定した後、採取試料3の土粒子の質量と体積を測定する等して飽和度を求める。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ロッドの先端へ設けたサンプラーでボーリング孔の孔底の乱さない試料を採取した後、該サンプラーを、ボーリング孔の泥水で満たされた環境下で、保水具による保水状態でボーリング孔から引き上げて取り出すこと、 前記保水具を地上の容器内の水中に沈めた状態で、保水具からサンプラーを取り出し、該サンプラーを解体して採取試料を格納したチューブを取り出すこと、 前記チューブを水中に沈めた状態のまま、採取試料の両端部の端面成形をおこない、該採取試料の全長を測定した後、採取試料を格納したチューブを、同じく水中に沈めた測定容器内へ装填し、密封すること、 前記測定容器を水中から取り出して採取試料の質量を測定した後、採取試料の土粒子の質量と体積を測定し、これらの測定した諸数値と、前記採取試料を用いて測定した土粒子の密度から、間隙比、および含水比を算定して飽和度を求めることを特徴とする、地盤の飽和度測定方法。
IPC (2件):
G01N 33/24 ,  E02D 1/04
FI (2件):
G01N33/24 E ,  E02D1/04
Fターム (3件):
2D043AA09 ,  2D043BA07 ,  2D043BA08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • コア処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-257294   出願人:中央開発株式会社
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 土の三軸試験の供試体作成・設置方法
審査官引用 (1件)
  • 土の三軸試験の供試体作成・設置方法

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