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J-GLOBAL ID:201502206103855494   整理番号:15A0976733

グルコースからの水素生産に与える高周波(RF)液中プラズマと超音波振動の相乗効果

Synergetic effects of radio-frequency (RF) in-liquid plasma and ultrasonic vibration on hydrogen production from glucose
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号: 35  ページ: 11399-11405  発行年: 2015年09月21日 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水素は高効率で環境に優しいエネルギーの魅力的な発生源である。超音波振動の有りと無しにおける27.12MHz高周波液中プラズマによるグルコース分解による研究を,29kHzと1.6MHz超音波変換器を用いて実施し,撹拌と音響流動効果を明らかにした。液中プラズマを気泡内側に発生させ,これによって液体内の高温化学反応場が生じ,これを続いて超音波振動に晒した。加えた超音波振動のタイプに対する水素生産速度,水素収率,水素純度,水素生産効率の依存性を研究した。活性C原子種の高い強度が,超音波振動照射がある場合RF液中プラズマの放出スペクトルで観察され,これ等種がガス生成物の前駆体や他の成分の中間体として機能すると信じられた。RF液中プラズマが1.6MHz圧電トランスによって照射されると水素生産速度が30%促進された。RF液中プラズマにおける最大水素収率72%が初期濃度1.0%において29kHz超音波変換器で得られた。水素純度は,RF液中プラズマに29kHz超音波変換器を使用した場合,最大初期濃度に対して5%強化された。1.6MHz圧電気振動による音響流動効果が水素生産速度を強化し,一方29kHz超音波振動による撹拌効果が水素収率と水素純度を強化した。超音波振動利用によるRF液中プラズマの水素生産効率は超音波振動無しに比べて全体として低かったが,1.6MHz超音波変換器を用いたRF液中プラズマによるグルコース20wt%分解は例外であり,これは超音波振動無しに比べて7%高く,これがこのプロセスを水素生産の未来技術として考えられる可能性を残した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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気体燃料の製造  ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  ,  プラズマ応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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