抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北地方太平洋沖地震で発生した津波や副振動は日本やチリ沿岸に設置された海洋レーダによって計測された。以来,著者らは海洋レーダを改良し,より遠方で津波検知が可能な津波レーダを開発している。ただし,これまでは津波レーダ性能検証用の実測データが不足していた。津波発生頻度が著しく低いためである。そこで,本研究では津波数値モデル計算結果と海洋レーダ実測結果を数値的に合成し仮想的に津波を観測する手法を開発した。本研究では,和歌山県美浜町に設置している海洋レーダの観測受信波を用いて南海トラフ地震を想定した仮想津波観測実験を行い,津波第1波の検知距離について検討を行った。(著者抄録)