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J-GLOBAL ID：201502284434243570   整理番号：15A0481782

反射を利用した爆轟波生成装置の連続運転条件における円筒爆轟波の生成

Initiation of cylindrical detonation wave in an enhanced reflection type detonation initiator in multi-cycle operation conditions

著者 (6件)： 亀山頌太 (北大 大学院) ,  菊地敬太 (北大 大学院) ,  桧物恒太郎 (北大 大学院) ,  脇田督司 (北大 大学院) ,  戸谷剛 (北大 大学院) ,  永田晴紀 (北大 大学院)
資料名： 宇宙航空研究開発機構特別資料 JAXA-SP-  (JAXA Special Publication)
号： 14-010  ページ： 173-178  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： S0762C  ISSN： 1349-113X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大口径パルスデトネーションエンジン(PDE)の実用化のため爆轟波管出口に反射板を設置した独自のPDEイニシエータを提案し,反射を利用した爆轟波の伝搬促進について研究が行われている。PDEイニシエータを利用した大口径PDEの連続運転を実施するにあたり,連続運転条件でのドライバーガスの充填方法,混合方法が爆轟波の遷移に与える影響を明らかにすることが求められている。本研究では,電磁バルブから水素,酸素を爆轟管内に噴射,混合させ,噴射直後点火を行う。本研究の目的は実機の連続運転に近い条件でシングルサイクル実験を行い,燃焼器に入射する爆轟波が円筒爆轟波に遷移する際に連続運転条件が与える影響を検証した。結果として連続運転条件でターゲットガスへ爆轟波を伝搬させるためには急拡大部において窒素を,過供給距離≧45mmの位置まで過供給する方法を検討する必要がある。

シソーラス用語： *ジェット機関 ,  デトネーション波 ,  運転 ,  水素 ,  酸素 ,  条件
準シソーラス用語： *パルスデトネーションエンジン ,  運転条件 ,  爆轟波 ,  *連続運転

分類 (1件)： ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (7件)：

• 沼倉,脇田,伊藤,菅田,永田,戸谷,工藤,“異種混合気を回折するデトネーション波に及ぼす反射板の伝播促進効果“,日本燃焼学会誌第48巻145号,pp.265-272, 2006.
• WAKITA , SAJIKI, HIMONO , TOTANI and NAGATA , “Influence of detonation cell size on propagation of cylindrical detonation wave“ , TRANSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES , AEROSPACE TECHNOLOGY JAPAN, Vol. 12, No. ists29 pp.Pa_1-Pa_7, 2014.
• 桧物,寺坂,脇田,戸谷,永田,“大口径パルスデトネーションエンジン用イニシエータにおける円筒デトネーション波の伝播に関する研究“,第44回流体力学講演会/航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2012論文集,pp.73-78,2013.
• 大深,越智,吉永,八房,遠藤,滝,青木,梅田“単気筒パルスデトネーションタービンエンジンの性能“,第43回燃焼シンポジウム講演論文集,pp.494-495, 2005
• 桜井,大古,柚木,吉橋,小原,大八木,“パルスデトネーションエンジンの安定動作に関するパージ空気の噴射量および分布の影響“,日本航空宇宙学会論文集Vol.54, No.628, pp.204-209,2006

タイトルに関連する用語 (2件)： 爆轟波 ,  生成装置