特許
J-GLOBAL ID:201503020495442777

細胞の分化判定、細胞の分離、並びに誘導性多能性幹細胞及び分化細胞の製造のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 大野 聖二 ,  田中 玲子 ,  松任谷 優子 ,  北野 健 ,  伊藤 奈月 ,  梅田 慎介
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013001160
公開番号(公開出願番号):WO2013-128914
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2013年09月06日
要約:
未分化状態の幹細胞のみを選択的に染色することにより、幹細胞の分化状態を正確に評価する方法及び未分化状態の幹細胞のみを確実に単離する方法を提供する。被検細胞に対して、以下の(A)又は(B)のタンパク質からなるプローブを接触させる工程と、前記標識に基づいて前記被検細胞への前記プローブの結合の有無を検出する工程と、を含む細胞分化判定方法を提供する。 この細胞分化判定方法では、未分化幹細胞に特異的に反応するプローブを用い、被検細胞への結合の有無を検出することで、被検細胞中の未分化幹細胞の存在又は不存在を検出することができる。(A)配列番号1記載のアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1-2Galβ1-3GlcNAc」及び/又は「Fucα1-2Galβ1-3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。(B)配列番号1記載のアミノ酸配列に対して80%以上の類似性を示すアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1-2Galβ1-3GlcNAc」及び/又は「Fucα1-2Galβ1-3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。
請求項(抜粋):
被検細胞に対して、以下の(A)又は(B)のタンパク質からなるプローブを接触させる工程と、 前記被検細胞への前記プローブの結合の有無を検出する工程と、 を含む細胞分化判定方法。 (A)配列番号1記載のアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1-2Galβ1-3GlcNAc」及び/又は「Fucα1-2Galβ1-3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。 (B)配列番号1記載のアミノ酸配列に対して80%以上の類似性を示すアミノ酸配列を含み、かつ「Fucα1-2Galβ1-3GlcNAc」及び/又は「Fucα1-2Galβ1-3GalNAc」の糖鎖構造を認識するタンパク質。
IPC (3件):
C12Q 1/02 ,  C12N 5/10 ,  G01N 33/53
FI (4件):
C12Q1/02 ,  C12N5/00 102 ,  G01N33/53 Y ,  G01N33/53 S
Fターム (19件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ04 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ67 ,  4B063QR48 ,  4B063QR55 ,  4B063QR77 ,  4B063QS03 ,  4B063QS28 ,  4B063QS32 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4B065AA90X ,  4B065AC20 ,  4B065BA25 ,  4B065BD14 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46

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