特許
J-GLOBAL ID:201503052722713160

糖鎖アレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人セントクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-031370
公開番号(公開出願番号):特開2015-099162
出願日: 2015年02月20日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
【課題】 検出対象物質と糖鎖との結合の検出に有用な糖鎖が固定化された糖鎖アレイを提供すること、および、吸着防止剤をコーディングすることなく、検出対象物質の非特異的な吸着・結合を抑制することが可能な、前記糖鎖が固定化されている糖鎖アレイを提供すること。【解決手段】 本発明者らにより開発された、特定の糖鎖が固定化された糖鎖アレイが、感染症の病原体やその分泌物などの検出対象物質と糖鎖との結合の検出に有用であることを見出した。さらに、この糖鎖アレイにおいて、一級アミノ基を有するユニット、親水性を保持するためのユニット、および疎水性基を有するユニットを含む高分子化合物で被覆された基材を用いると、効率的に糖鎖を固定化しうるとともに、検出対象物質の非特異的な吸着・結合を効果的に抑制しうることを見出した。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記表1〜表6に記載された糖鎖からなる群より選択される少なくとも1つの糖鎖が基材に固定化されている糖鎖アレイであって、 基材が一級アミノ基を有するユニットを含む高分子化合物で被覆されたものであり、 当該高分子化合物における一級アミノ基を有するユニットの含有量が、高分子化合物の全ユニットの20mol%以上、40mol%以下であり、 当該一級アミノ基と糖鎖の還元末端とを結合させることにより、糖鎖が基材に固定化されている糖鎖アレイ。
IPC (3件):
G01N 33/53 ,  G01N 37/00 ,  G01N 33/543
FI (4件):
G01N33/53 S ,  G01N37/00 102 ,  G01N33/543 525U ,  G01N33/543 525E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 生化学辞典 第1版, 1989, 「レクチン」欄 p1370

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