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J-GLOBAL ID:201602204476512826   整理番号:16A0260178

表層凍結状態における地震時の地盤の挙動に関する実験的研究

著者 (4件):
資料名:
号: 56  ページ: ROMBUNNO.38  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: L0301B  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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凍結作用を受ける寒冷地では,凍結期の地震による液状化,斜面崩壊などに加え,融雪期の時間遅れを伴った不同沈下,路肩のり面崩壊などの地盤災害の特殊性が指摘されている。被害報告が少ないこと,融雪期の地盤災害と地震動の因果関係が明確にされていないことから,未凍土が存在する二層系地盤を対象とした地震時地盤災害の研究例は少ない。本論文では,飽和豊浦砂の模型地盤に対して表層凍結状態,未凍結状態の振動台実験の試験結果を比較検討した地震時地盤挙動に及ぼす表層凍結状態の影響について述べた。緩詰めの豊浦砂の表層凍結状態の一連の試験結果から,次の知見が得られた。1)表層凍結状態では非排水状態となるため,透水性の高い土の場合,未凍土内過剰間隙水圧は深さ方向に均一となり,未凍土部の最小有効応力以上の過剰間隙水圧は発生しない。2)一定の加速度以上では,未凍土の浅層部で液状化が生じるが,液状化抵抗は未凍結状態の時よりも強くなる。3)液状化の発生有無にかかわらず,未凍土の沈下が生じ,凍土・未凍土の境界面に水膜が形成された。
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分類 (2件):
分類
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  ,  雪氷工学,寒中工事 
引用文献 (5件):

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