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J-GLOBAL ID：201602217609357890   整理番号：16A0368532

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(飼料生産)-第2編 飼料用の稲麦二毛作体系を基軸とした持続的な飼料生産技術の開発 第2章 飼料用稲-大麦を基軸とした暖地多毛作体系の開発 2 暖地の多様な水稲作期に対応した飼料作物周年作付体系の開発

著者 (4件)： 加藤直樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  原嘉隆 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  服部育男 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  小林良次 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 546  ページ： 62-66  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)大麦作における硫酸根肥料の施用の影響と土壌における硫化物生成の評価:硫安の施用によって,多湿時の収量低下が助長される傾向はなかった。春には硫化物の生成を示唆する土壌還元が生じたが,収量低下要因となっていないと考えられた。(イ)大麦におけるモリブデン資材の種子処理による苗立ち期の湿害軽減効果:多湿条件における苗立ち不良が,モリブデン資材の種子処理で軽減された。(ウ)生育時期別の湿害の影響と作物の選定:エン麦は大麦と比較して,出芽時の耐湿性がやや高く,湿害を受けても生育が回復しやすいことから,湿田での栽培に適していると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *飼料作物 ,  栽培管理 ,  *作付体系 ,  温帯 ,  硫酸アンモニウム ,  施肥 ,  収量構成要素 ,  オオムギ ,  モリブデン ,  植物成長 ,  *農業災害 ,  エンバク ,  植物生理 ,  土壌成分
準シソーラス用語： *湿害 ,  苗立ち

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  土壌管理  (FB04070J)

引用文献 (3件)：

• Hara Y. (2013) Improvement of rice seedling establishment on sulfate-applied submerged soil by seed coating with poorly soluble molybdenum compounds. Plant Prod. Sci. 16: 271-275.
• 加藤直樹・服部育男・清村康・桂真昭・小林良次(2014)イタリアンライグラス(Lolium multiflorum)、オオムギ(Hordeum ulgare)およびエンバク(Avena sativa)における耐湿性の生育時期別比較.日本暖地畜産学会誌.57:97-103.
• 土屋史紀・田坂幸平・増田欣也・深見公一郎(2011)施肥の深さや分布の調節が容易な耕うん同時施肥播種機.http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2010/konarc10-13.html(参照日:2015.3.20)

タイトルに関連する用語 (20件)： 省力化 ,  軽労化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  飼料 ,  稲 ,  麦 ,  二毛作 ,  体系 ,  飼料生産 ,  大麦 ,  暖地 ,  水稲 ,  作期 ,  飼料作物 ,  作付体系