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J-GLOBAL ID:201602269506652517   整理番号:16A1101150

クミン(Cuminum cyminum L.)遺伝子型の揮発性油と脂肪油成分に対する極低温粉砕の影響

Effect of cryogenic grinding on volatile and fatty oil constituents of cumin (Cuminum cyminum L.) genotypes
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 2827-2834  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: E0090C  ISSN: 0022-1155  CODEN: JFSTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2つの遺伝子型のクミン(Cuminum cyminum L.)における揮発性油と脂肪油の成分割合とその組成に対する極低温粉砕の影響を調べた。極低温粉砕は揮発分を保持するばかりでなくGC4で33.9%,RZ209で43.5%回収率が促進された。遺伝子型RZ209の油脂割合では,通常粉砕に比べて有意な増加(29.9%)が見られたが,GC4ではわずかの増加(15.4%)であった。両遺伝子型の精油で,19の主要成分が同定された。揮発分とモノテルペンの従属変数に対して,2つの粉砕法が有意に影響した。両遺伝子型の精油でクミンアルデヒドが主成分で,GC4の極低温粉砕で含量は48.2%から56.1%へ増加した。GC4の極低温粉砕試料でテルペン含量が低下したが,RZ209では低下も変化もなかった。官能検査から,両遺伝子型で極低温粉砕の種子はより好ましい芳香を示した。また極低温粉砕の脂肪油収量が増加した。脂肪酸メチルエステル(FAME)分析から,オレイン酸が主要であり,極低温粉砕のRZ209では88.1%から94.9%へ,GC4では88.2%から90.1%へ増加した。他の主なFAMEはパルミチン酸,パルミトオレイン酸,ステアリン酸であった。結果から,クミンの香辛料などへの加工には極低温粉砕が有効であり,特にフレーバーや品質が保持できる。Copyright 2016 Association of Food Scientists & Technologists (India) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  調味料,香辛料  ,  食用油脂,マーガリン 
物質索引 (5件):
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