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J-GLOBAL ID：201602274966835579   整理番号：16A1331928

高精度温暖化影響評価のための多雪地帯における積雪データセットの構築

著者 (4件)： 藤原洋一 (石川県大 生物資源環境) ,  長野峻介 (石川県大 生物資源環境) ,  丸居篤 (弘前大 農学生命科学) ,  田中健二 (石川県大 生物資源環境)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 84  号： 12  ページ： 1118-1119  発行年： 2016年12月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標高の高い山岳地帯における積雪量の正確な把握は,水資源量の推定,融雪出水の予測において非常に重要である。また,気候モデルの出力を利用して,積雪・融雪モデルを駆動する温暖化影響評価は,数が多い。しかし,山岳域におけるおける積雪観測データが少ないことから,標高の高い地点や森林内における積雪・融雪モデルの性能はあまり分かっておらず,流域末端における再現性のみでモデルが構成されているのが実情である。本研究では,安価で頑健な雪温プロファイル計測による積雪深観測手法の実用的適用法,およびインターバルカメラを使用した多雪高山域の積雪観測方法を検討し,森林内や山岳域における積雪試料を蓄積した。今後は,これらのデータを活用して積雪・融雪モデルの検証を行い,高精度な温暖化影響評価を行う予定である。

シソーラス用語： 石川県 ,  計測 ,  *積雪 ,  温度 ,  *評価 ,  *反応 ,  *温暖化 ,  *地域 ,  *降雪量 ,  *大規模 ,  山岳地 ,  *集合 ,  *測定データ
準シソーラス用語： 影響評価 ,  高精度温暖化影響評価 ,  森林地帯 ,  積雪データセット ,  積雪深観測 ,  雪温プロファイル計測 ,  多雪地帯 ,  白山市

分類 (2件)： 温度測定,温度計  (AD06010K) ,  雪氷学  (DC08000N)

引用文献 (3件)：

• 藤原洋一,高瀬恵次,小倉 晃,一恩英二,長野峻介:雪温プロファイル計測による積雪深観測手法の実用的適用法に関する検討, 農業農村工学会論文集300, pp.I_207~I_213(2015)
• 藤原洋一:人が近づけない場所の雪の秘密を探る, 石川の自然まるかじり(石川県立大学自然まるかじり編集委員会編), pp.8~13, 東海大学出版部(2016)
• 藤原洋一,高瀬恵次,長野峻介,一恩英二,田中健二,小倉晃:地形および植生が森林内の積雪・融雪に及ぼす影響について, 水文・水資源学会2016年度研究発表会要旨集, pp.168~169(2016)

タイトルに関連する用語 (6件)： 温暖化 ,  影響評価 ,  雪 ,  積雪 ,  データセット ,  構築