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J-GLOBAL ID:201602283250831524   整理番号:16A0753455

新規なLiイオン伝導体A3LixTa6-xZrxSi4O26(A=Sr,Ba)の合成,構造,イオン伝導性

Synthesis, structure and ionic conductivities of novel Li-ion conductor A 3Li x Ta6- Zr x Si4O26 (A =Sr and Ba)
著者 (8件):
資料名:
巻: 285  ページ: 19-28  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高イオン伝導性に加え高電気化学的安定性を持つ固体酸化物Liイオン伝導体は,全固体Liイオン電池応用で必要とされる。本研究では,Li金属に対し安定な固体電解質候補としてのA<sub>3</sub>Li<sub>x</sub>Ta<sub>6-x</sub>Zr<sub>x</sub>Si<sub>4</sub>O<sub>26</sub>(A=Sr,Ba)を,一般的固相反応により合成し,構造やイオン伝導性を調べた。A=Sr,Ba両化合物は,A<sub>3</sub>Ta<sub>6</sub>Si<sub>4</sub>O<sub>26</sub>と同様に空間群P<span style=text-decoration:overline>6</span>2m,六方晶構造で結晶化した。MEM解析,第一原理計算,NMR分光法では,Liイオンが格子間位置に残存することを示した。A=Baのサンプルは,A=Srのもの(例えば500K,x=1で3.2×10<sup>-8</sup>S・cm<sup>-1</sup>)より高いイオン伝導率(例えば500K,x=1で6.9×10<sup>-8</sup>S・cm<sup>-1</sup>)を示した。LiやZrの置換度増加と共に,イオン伝導率は増強された。更なるイオン伝導率増強は,A部位カチオン不足にすることにより誘導された。結果的に,Ba<sub>2.75</sub>Li<sub>1.5</sub>Ta<sub>5</sub>ZrSi<sub>4</sub>O<sub>26</sub>が,500Kの最高全イオン伝導率4×10<sup>-7</sup>S/cmと最低活性化エネルギー0.72eVを示した。ボトルネックサイズの考察と微小衝突弾性バンド法計算では,Liイオンがc軸に垂直なA部位不足層へ拡散することを示唆した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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二次電池  ,  固体中の拡散一般  ,  その他の無機化合物の電気伝導  ,  その他の無機化合物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (4件):
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